« 試合後に、ひとりでスタンドのゴミを拾うMくんの姿に、サポーター魂を見た。 | トップページ | あきらめなければ、チャレンジは決して終わらない! »

福島県須賀川市の障がい者事業所と仕事でつながる。

明日から、福島に出張します。

スワンカフェ&ベーカリー町田店の就労移行支援事業所(以下、「スワン移行」)で、おこなっている作業を、福島県内の障害者施設でもとりくんでいただけることになり、作業内容の説明をするために、スワン移行の利用者1名といっしょに行ってきます。

震災、そして原発事故の影響による企業の撤退や縮小で、請負作業が激減して、利用者の作業確保に困っているという話を聞き、この間、就労支援センターらいむを通して、「福島に出せる仕事はないか?」と、企業さんに働きかけてきました。

スワン移行で、6月からとりくんでいるトレーディングカードの仕事は、作業を細分化すれば、比較的障害の重い人でもとりくめる仕事です。完成品がそのまま商品になることで、見通しが持ちやすく、達成感も得られます。また、小型の段ボール1箱に、完成品1000パックが入るので、遠距離の作業所に仕事を出す場合に、一番ネックとなる物流コストの面でも負担を最小限に抑えることが可能です。

仕事を出してくださっているブックオフコーポレーションの特例子会社である株式会社ビーアシストさんに、お願いさせていただいたところ、真摯にご検討をいただき、被災地支援の観点からも大切なとりくみであると、GOサインをいただくことができました。

早速、JDF被災地障がい者支援センターに、お話を持っていったところ、福島県須賀川市の就労継続支援事業所9か所の連携による「BSN(須賀川B型就労ネットワーク)」さんから、「ぜひ、やらしてほしい!」という申し出を受けました。

明日は、初回分の資材を持って、BSNのとりまとめをしてくださる「ワークセンター麦」さんを訪問させていただき、作業の説明と実演をさせていただく予定です。

同行する利用者のIさんは、田舎が福島県のいわき市ということで、同行者を募った際には、真っ先に手を挙げてくれました。3連休は、いわき市に行っていましたが、また、明日から福島に行けるということで、張りきっています。

どんな作業か、イメージを持っていただくために、今日のスワン移行での作業の様子を紹介します。

Swaniko01

今日の午後は、手前の6人でトレカの作業にとりくみました。
奥の2人は、別の作業をしています。

Swaniko03

カードを色別に仕分けています。
折れたり、汚れてたりしているカードははじきます。
カードの絵柄がみんな違うので、飽きませんが、
カードに興味のある人は、逆に仕事がはかどりません。

Swaniko02

ルールに従って、カードを10枚ずつ組みます。
カードの痛みや汚れは、この工程でも再チェックします。
組み上がったカードを販売用の袋に入れます。

Swaniko04

袋に入ったカードを電気バカリで計量します。
カードの数が違っていると、音が鳴りません。
その時は、袋の中を再チェックします。

計量を通過したカードをシール留めします。
はがしたシールは、あちこち、くっつかないように
ガムテープにまとめます。

シール留めした袋は10パックずつ束ねます。
それを段ボールに、1000パックつめて、発送します。

どうです? そんなに難しくはありませんし、おもしろそうな作業でしょ!

明日から、スワン移行の写真と同じような風景が
須賀川市の事業所で始まります。

福島と東京の事業所が、同じ仕事でつながっている。
ちょっと、いいと思いませんか?

仕事を提供してくださる「ビーアシスト」さん、仕事を請けてくださる「BSN」の皆さんに感謝です。

(天野)

|

« 試合後に、ひとりでスタンドのゴミを拾うMくんの姿に、サポーター魂を見た。 | トップページ | あきらめなければ、チャレンジは決して終わらない! »

東日本大震災による被災障害者施設の復興支援」カテゴリの記事

コメント

頑張れ!!

投稿: | 2012年10月13日 (土) 19時32分

はじめまして。

以前テレビでD-box(ディー・ボックスと読みます)の話を見ました。これは、液状化現象に悩む土地の改良に役立つもので、もともと数学の先生だった方が、実家の建築業を引き継いで考案された物ということです。これを開発した方は、何と特許を取ってもおかしくないほどの製品にもかかわらず、特許を取らず、製作を作業所にお願いしているそうです。頭が下がるばかりです。そんな作業に協力できたらすばらしいなと思い、メールを打っています。

参考までにHPを載せておきます。
http://soilbag.com/dbox.htm

各地にもっともっとスワンベーカリーができますように。応援しています。

投稿: | 2012年11月17日 (土) 23時34分

職場でのDM発送作業の際に、あのもやもやするシールが気になって集中が乱された思い出があるので、「封をするときにはがしたシールは、ガムテープに止める」というのは唸らせられました。あまりに簡単かつ効果的な解決策です。パチパチ!
このようなプチ情報をみると、ブログを書いている方の支援の引き出しの多さを感じます。これからもプチ情報沢山取り上げてください。

投稿: おっさん | 2012年11月21日 (水) 09時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/169359/47391625

この記事へのトラックバック一覧です: 福島県須賀川市の障がい者事業所と仕事でつながる。:

« 試合後に、ひとりでスタンドのゴミを拾うMくんの姿に、サポーター魂を見た。 | トップページ | あきらめなければ、チャレンジは決して終わらない! »