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来季にむけての戦いはすでに始まっている

 12月11日。歴代のゼルビア戦士の名前が書かれたダン幕が、ピッチを見守るように張り巡らされたホーム野津田で迎えた今季JFL最終戦。

 「最後に笑うのはオレたちだ!」の言葉を有言実行するために、懸命に走りこんだ酒井選手からあがったクロスをディミッチ選手と、星選手が決めてあげた2得点で讃岐を破ったゼルビアが、リーグ戦3位を自力で勝ち取ると同時に念願のJ2昇格を決めた。

 閉幕のセレモニーで、下川社長、守屋代表、津田キャプテンが語った言葉は、今、スタジアムにいる選手やサポーター、関係者だけでなく、苦しい時代を共に過ごし、夢半ばにしてゼルビアを去った仲間を思いやる気持ち、感謝の気持ちにあふれていて、感動的だった。

 残念ながら、今季でゼルビアを去ることになってしまったポポヴィッチ監督のウィットに富んだ挨拶も良かった。なかなか結果が出せずに苦しんだ時期も、めざすべき方向性やスタイルを失わない強気なコメントは、選手だけでなく、サポーターも勇気づけてくれた。いつもサポーターやスポンサーを大切にするプロ意識の高さを素晴らしいと思う。

 ヴィクトリーラン(ウォーク)で場内を一周する選手たちの顔は、皆、大仕事を成し遂げた充実感と達成感にあふれ輝いていた。ゴール裏での万歳三唱と記念撮影の後、ポポヴィッチ監督がスタンドに引き上げられ、サポーターから胴上げの祝福を受ける。こんな手荒い、しかし愛情にあふれた祝福を受けるのは、ポポさんの長いサッカー人生の中でもきっと初めてのことではないだろうか?

 屋台村の片付けで一足早くゴール裏を後にする。星選手から現役引退の挨拶がサポーターにあったことを後で知った。最後の試合で最高のゴールを決めた星選手をもみくちゃにした選手たちは、きっとそのゴールの重さを知っていたんだろう。

 12日、「町田ゼルビアJ2昇格」の号外を手にした時、携帯が鳴った。フロントのO氏から「昇格なりました。ありがとうございました」の報告。ささやかなスポンサーにも、一報を届けてくれたO氏の心遣いに感謝する。

 13日、そして14日、公式ホームページに退団と契約満了の報せ。この時期、最初から分かっていることとはいえ、チームを去る選手がでることが本当に辛く、悲しい。それが思い入れのある選手であれば尚更だ。

 今日までゼルビアの歴史を共に築いてくれた功績に感謝するとともに、新天地(あるいは新しい人生)での活躍と成功を心から祈りたい。

 しかし、もう振り返ってはいられない。J2に昇格したとは言え、スタジアムの改修や経営基盤の確立にまだまだ多くの課題を抱えているのがゼルビアの現状だ。ひとつひとつ目の前の問題を片づけながら、さらなる高みをめざしていかなければならない。

 ゼルビアのホームページは、まだ昇格のお祭りムードにあふれている。

 一方で、来年から同じカテゴリーで戦うことになるJ2の先輩クラブのホームページでは、早くも2012年度の年間チケットや会員の募集をはじめているところがたくさんある。

 町田と松本山雅の昇格で、22チームに達したJ2では、来季から入替戦も実施される見込みだ。来季の戦いは、もうすでに始まっている。

 クリスマスプレゼントやお年玉代わりに、年間チケットをプレゼントできるよう、フロントには、がんばってもらいたい。

 おらが町に生まれたJリーグのチーム。これって本当にすごいことだと思う。いつまでも応援し続けていきたい。

(天野)

 

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