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大きな空の下で、無心にボールを追いかける喜びを被災地で暮らす子供たちに取り戻してあげたいと願う

 今度の日曜日もゼルビアのホームゲームが野津田で開催されます。震災が起き、予定されていた開幕が1ヶ月以上も延びて、「今か今か」と開幕を心待ちにしていた頃を思い出すと、2週も続けて、ゼルビアのゲームを観戦できることを本当に嬉しく思います。

 16日の対戦相手は、今季からJFLに昇格したAC長野パルセイロ。「パルセイロ」とは、ポルトガル語で「パートナー」を差すそうです。地域や市民との共同や連携をめざすという意味で、ゼルビアと志を同じくするチーム。青よりももっと澄み切った「蒼」をチームカラーにするゼルビアと、太陽のオレンジをチームカラーにする長野との対戦とあっては、不安だった梅雨時のお天気の方も持ち直さざるを得なかったようで、なんだか晴れ間も期待できそうです。

 昨年も新規昇格チームには滅法強かったゼルビア(金沢、栃木、松本にホーム、アウェーともに全勝!)。ここは先輩の貫録を見せつけて、何としても圧勝してほしいものです。

 こうして、大きな空の下で大好きなサッカーを観戦できることを本当に嬉しく思う一方で、原発事故による放射線の影響で、故郷を離れたり、屋外で遊ぶことができない福島県の被災地に住む子供たちのことを考えると、ギュッと心が締め付けられます。

 先日、震災以来、何度も、福島県の南相馬市の障害者施設の復興支援に入っている知人からも、子供たちが、友だちと離れ離れになってしまったり、外で遊べなくなってしまったりして、とても辛い状況に置かれているという話を聞きました。実際にどんな様子か知りたくなって、インターネットでいくつかのサイトを閲覧しているうちに、涙がこぼれてきました。

 

 南相馬市の「大甕サッカースポーツ少年団」のサイト↓

http://www.geocities.jp/fantastic_kids/

 を開くと、「当面の活動休止と、再会を期待している」というテロップが流れています。

 富岡町の「FC富岡ガンバローズ」のブログ↓

http://get-a-dream-tomioka.de-blog.jp/blog/

 では、「Get aDream またいつか富岡でサッカーを!!」というスローガンと共に、指導者の方からの、こんな書き込みがありました。

2011/04/25

俺のお前らへ

みんな元気してるか?

みんなばらばらになってるけど,絶対どこに行っても頑張れよ!!

サッカー続けろよ!!つらいこともあるかもしれないけど,

辛いのは今だけだから,くよくよ悩むなよ

悩んでる暇があったら,前に進め!!

俺も頑張るから,お前らもがんばれよ!!

みんなが集まれるようになったら,必ずみんな呼んで富岡でサッカーやるからな

それまで技術磨けよ!!サボっていたら総グラ走らせるからな!!

ガンバろーぜ!!

みんなでがんばって乗り切ろうぜ!!がんばろうぜ!!

勉強もなっ!!!!!!!!!!!!!

 浪江町の「浪江町サッカースポーツ少年団」のサイト↓

http://www11.ocn.ne.jp/~namiesss/index.html

 は、震災の後、止ったまま更新されていません。

 

 梅雨が明けると、普通であれば、子供たちが何よりも楽しみにしている夏休みがやってきます。

 でも、原発問題に終息の兆しがまったく見えない、福島県の子供たちにとっては、仲の良い友だちにも会えない、思いっきり、外で遊ぶこともできないまま、ひたすら退屈な時間を過ごさざるを得ない辛く長い夏休みになってしまうかもしれません。

 先日の「被災地の子供たちに絵本を届けよう!」という酒井良選手の呼びかけには、たくさんの人たち(ゼルビアを応援する人だけでなく、相手チームのサポーターの方や、ゼルビアやサッカーについてあまり知らない人たちまで)が応え、短期間で1500冊もの絵本が集まったといいます。

 みんなが、被災地で暮らす人たちのために、何かほんの少しでも、「自分にできることをお手伝いしたい」と、考えている時だからこそ、まだまだ私たちにできることがたくさんあるような気がします。

 たとえば、被災地の子供たちが、仲の良い友だちと久しぶりに再会し、思いっきり、広い空の下で、仲間とボールを蹴ったり、追いかけたりすることができるような機会をつくりだす。…そんなふうに、本来の素敵な夏休みを取り戻すためのアクションを何かしら起こすことができないかなと考えます。

 ゲームの後の「ふれあいサッカー」に象徴されるように、ゼルビアの一番の魅力は、未来を担う子供たちを、みんなで大切に育てていこうという思いです。大きな空の下で、無心になってボールを追いかける喜びは、何物にも代えられないものです。

 それは、町田の子供たちにとっても、福島の子供たちにとっても、同じです。

 ゼルビアを応援するのと同じ気持ちで、被災地の子供たちを応援していくことができればと思います。何か良いアイデアはないでしょうか?

(天野)

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コメント

初めまして!福島県南相馬市の大甕SSSです。貴ブログの内容に検索でHITして辿り着きました。以前、お誘いのメールを戴いたのを覚えています。その節の心温かいお気持ちに大変感謝しております。
さて当チームは依然として活動中止の状態が続いています。当地域は緊急時避難準備区域内であり、学校施設等が全て使用不可となっており活動が出来る場所がありません。今は市との交渉や、除染活動を必死になって実施しています。子供達も休日は家の中で「暇だ~暇だ~」の連呼・・・。震災から半年が経過しさすがにストレスも溜まっている事でしょう。はやくボールを蹴らしてやりたい。思いっきり走らせてやりたい。10月に区域が解除になるという話ですが、今の政府に何も期待出来ないので、とにかく今は自らが声を上げ、行動するしかありません。子供達が笑顔でボールを追いかける姿を夢見て・・・。

投稿: oomika | 2011年9月13日 (火) 13時37分

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