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「がんばるぞ!東北」に込められた思い。大津波で打ち上げられた漁業用フロートの活用策はないか?

 昨夜は、グループホーム「みおん」で宿直。早いもので、昨年4月の開設から1年経ちました。窓のカーテンも何もない宿直室で、前の通りにある信号の点滅に眠れぬ夜を過ごしたことも今では、なつかしい思い出になりました。

 震災で被災した障害者施設の復興支援のために、4月30日(土)に、町田市の「ぽっぽ町田」で、被災地の作業所の自主製品や、東北地方の名産品を集めた「大物産展」のイベントを開催します。

 昨日も、現地と、メールでやりとりさせていただきました。東北と言えば、米どころ、そして、おいしい日本酒の酒蔵もたくさんある地域です。「大物産展で、ぜひ、東北の地酒も」とリクエストしたところ、H福祉会の作業所では、酒類の販売許可を受けているところもあるとのこと。当日は、選りすぐりの地酒の販売もおこないますので、左党の方は、楽しみにしていてください。

 何度も繰り返しますが、被災した障害者施設、そして、被災地全体の復興のためには、「太く長い」支援が必要です。今回、町田で開催するイベントも、1回限りで終わらせるのではなく、何回も回を重ねていきたいと考えています。イベントだけではなく、ウィズ町田の店舗型施設の「スワン町田店(中町)」や「とうふ菜園(玉川学園)」では、できれば、お店の一角を空けて、被災地の障害者施設の自主製品を販売できる「アンテナショップ」のような形で活用していただければと考えています。

 また、町田だけでなく、全国各地で、こうしたイベントやとりくみを開催・実施してもらえるよう、呼び掛けていきたいと思っています。そのためには、何としても今回の町田のイベントを成功させ、モデル化していくことが必要です。各地で同じようなイベントを開催していただくために、「幟(のぼり)旗」や「ゼッケン」も準備しようと考えています。あえて、町田の文字は入れず、どこのイベントでも使えるような仕様にして、貸し出しができるようにしたいと考えています。

 幟旗に書くスローガンをあれこれ考え、「がんばろう、ニッポン。がんばっぺし、東北!」はいかがでしょうとかと、現地に問い合わせたところ、「がんばっぺし」という方言は、東北地方の一部でしか使われていないので、あまり馴染みがない。むしろ、「がんばろう、ニッポン。がんばるぞ!、東北」はどうだろうと提案を受けました。

 「がんばろう」ではなく、「がんばるぞ!」とすることで、被災地の作業所の人たちが積極的に復興にとりくみ意思を示したいとのことでした。

 とても、すばらしいことだと思いました。支援をただ待っているだけでなく、自分たちが先頭に立ち、自分たちの力で復興をめざすという強い意思の表れです。作業所で仲間との共同作業でつくりあげる製品がバンバン売れることで、きっと障害のある人たちも元気と希望を取り戻せると思います。ぜひ、たくさんの方においでいただけることを願っています。

 岩手県の沿岸部の被災地をまわったとき、ガレキの中に、鮮やかなオレンジやイエローの球体がいくつも打ち上げられているのを見ました。折れた電柱に果実のように巻きついているものもありました。定置網や養殖に使う漁業用のフロート(浮き)です。

 被災された方には、不快感を与えてしまうかもしれませんが、このままでは、この先、きっとガレキといっしょに処分されてしまうのではないかと思います。所有権の問題などいろいろと解決しなければならない問題もたくさんあるとは思いますが、どうせ、このまま処分されてしまうのであれば、改修して、何かに活用できないものかと思います。

 たとえば、障害のある人たちが、絵を描いたり、「がんばるぞ!東北」の文字を入れ、1個500円くらいで販売すれば、きっと買いたいと思う人がたくさんいると思うのです。震災で犠牲になった方のことをずっと忘れないために、震災から学んだ教訓を今後に生かすために、大津波を乗り越えてきたフロートは、その鮮やかな色彩や丸い形態からも、復興に向けての象徴(シンボル)になるように思います。

 そして、その収益は、すべて今回の震災で甚大な被害を受けた漁業の復興のために使えば良いと思います。

 具体的に、「こうすれば良い」という知識やアイデアをお持ちの方はぜひ、教えてください。また、誰がやってもいいことなので、「やってやろう!」という方は、とりくみをはじめてください。また、「こんなバカなことを考えている奴がいるぞ」とあちこちに吹聴してまわってください。

 現地に行かなくても、今、自分がいる場所でできることはたくさんあります。まずは、自分には、何ができるかを考えてみることが大切です。

(天野)

 

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東日本大震災による被災障害者施設の復興支援」カテゴリの記事

コメント

本日、塩竃市内の施設を訪問した際にどこか商品を売る所が欲しいと言われました。天野さんのこの企画の話を話すと是非とも参加したいとの事でした。

色々決まりましたら知らせて下さいとの事です。
よろしくお願いします

投稿: 森工房、市川です | 2011年4月 4日 (月) 21時11分

 漁業用フロートの件ですが、実物の活用もさることながら、フロート型のステッカーを作りませんか?
よく色々な団体がリボンのステッカーを作っていますが、あれのフロート型です。
今回の支援は長期化しますが、震災が風化しないように、支援者の想いを「形」にできないものでしょうか?「想い」を可視化することで、被災者の励ましにもなるでしょうし、支援する側の意識も持続できるのではないでしょうか?
それぞれのリボンの色にそれぞれの「想い」があるように、フロート型のステッカーも色のバリエーションを増やし、赤なら福島、青なら宮城、黄色なら岩手、ピンクなら茨城といったように、応援する県を表示したり、「ガンバロウ、東北」のようなキャッチコピーをつけたり、「2011.3.11 14:46」と時刻を入れてもいいですよね。
 イメージとしては、そのステッカーを個人は車のフロントに貼る。ラジオ番組のオリジナルステッカー(小林克也さんの番組など)をフロントに貼ってドライバー同士が仲間意識を高める・・・というステッカーの使い方です。1枚300円ぐらいなら気軽に寄付感覚で購入してもらえるのではないでしょうか?
企業にも大量購入してもらえるといいですね。
コンビニの自動ドア、バスや電車のガラス窓に貼ってもらえると、社会的にも連帯感が生まれるのでは・・・。
とにかく車を運転していると、小林克也さんの番組の日の丸に似たステッカーが非常に目立つので、思いつきました。

投稿: ゆめ工房の上中です | 2011年4月 7日 (木) 13時56分

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