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「みやぎ支援センター」に派遣していた3名の職員が無事、帰町。「スワンの日」のミニ物産展も盛況に終わる(カウントダウン情報5 あと14日)

 昨日(15日)の夕方、ウィズ町田から「みやぎ支援センター」に派遣していた3名の職員が8日間の日程を終えて、無事、町田に戻ってきました。

 天野は、午後から夜まで外出しており、3人にはまだ会えていませんが、被災地で鍛えられ、ワイルドな顔つきになって戻ってきたようです。

 今回の派遣隊には、「らいむ」から、野島職員が参加しました。野島職員は、今年の2月に採用したばかりの新人職員です。「新人」とは言え、年齢の方は40代後半。20年間勤めた銀行を退職し、福祉の世界に飛び込んできた人です。他の福祉施設、医療機関を経て、就労支援を志し、「らいむ」の職員になりました。

 3月に野島職員と同時に採用した見竹職員、島田職員を帯同して、天野が宮城、岩手を訪問した際には、妻帯者ということで、敢えて、野島職員をはずしたのですが、訪問から戻った際に、野島職員から、「悔しかった。次は自分も行きたい」と直訴を受けました。

 今回、奥様の了解もいただき、被災地に送り出した野島職員からは、毎日、現地での行動を知らせる報告を受けました。まったく飾り気のない短信ですが、それだけに、被災地の大変さと、支援活動の困難さが伝わるものでした。

 以下、野島職員から受けた報告を、時系列でいくつか紹介してみようと思います。

(野島職員からのメール報告)

 16:40から「はらから」の若いスタッフさんに、名取市周辺の被災状況と避難所を案内いただく。我々5名参加。名取市はセンターからほど近い。スタッフ氏が淡々と、「ここ住宅街でした」などとおっしゃるので、むごい光景に落涙。避難所は名取市文化会館を訪問。段ボールで細かく仕切ったスペースに各家族が生活されている。近代的な(天井が異様に高く感じる)建物に違和感あり。(4月8日 20:12)

 18:30から打ち合わせ。5グループに分かれ、施設事業所、利用者さん、在宅の障害のある方の聞き取り調査をおこなっている。各グループから報告があった。事業所の聞き取り調査は一段落か。打ち合わせ後、我々5名のオリエンテーション。我々の現在の主な目的は、上記の聞き取り調査。被災直後のニーズを聞き取り、支援できることを支援し、最終的には地域サービスにつなぐことが目的。明朝チーム編成が告げられ、一日調査に入るとのこと。(4月8日 20:12)

 私が回った地域は、被害は少なかったです。小川さんは石巻。被害甚大。専修大に自衛隊、ボランティアの本拠地が。小川さん隊は許可書をとり(先発隊の成果とのこと)、許可書で、救援物資を受け取り、被災者に届けることができる。吉成さん隊の、北部は被害小。本日で、半数近く12名が帰られるとのこと。町田の事業所 プラスアルファ、森工房の5名の方は、大活躍だったそうです。(4月9日 21:04)

 事務局から電話依頼があった多賀城の避難所は、自衛隊車が支援物資を搬入中。本日、被災された方を受け入れ始めたため、ニーズ調査はこれから。終えてセンターに帰る。200キロ走行。(4月10日 18:14)

 本日、野島が印象に残ったのは、加美の「カムカム2」というデイ ショートステイ事業所。施設長のSさんは、支援要請ではなく、逆に知的なお子さんを預かる支援表明されている。明るく爽やかな方でした。腕章に「たゆまぬみやぎ」と。(4月10日 18:26)

 石巻におります。市役所は経済的救援かなにかの受付に来られた人でごった返していた。障害担当の方、社協さん、被害状況の把握はできていない。市内のあちこちで停電しており、水道も停まっている地域がある。福祉避難所をこれから訪ねる。(4月11日 14:11)

 石巻の行政3件、避難所4件訪問。身体(高齢者さん)が3人避難。家族と一緒におられ、面談はしていないが、特に要望はないとの責任者のお話。精神、知的の方々は、どうなっていらっしゃるのかが気になるとおっしゃる支援員も。避難所を巡回している保健師さんに電話で伺うなど必要か。(4月11日 16:43)

 石巻は、海沿いが甚大な被害。自衛隊がいまも捜索活動中。ヘドロ、魚の臭い漂う。1件の避難所は、そんな臭いの中にあった。今日やっと水道が通ったとのこと。地元を離れたくないという皆さんの思いが、なんとも…(4月11日 17:03)

 本日(12日)小川さん、吉成さんは仙台南部を回り、離島の情報収集などを。野島は山元町に。被害が大きいとの情報。しかし、自治体の足腰がしっかりしており、JDFの活動に釘を刺す言葉あり。山元町役場では、地元FMに出る。次に名取市に行き、避難所で視覚障害者の方から要望を受ける。事務局に報告。16:30にセンターに帰る。夜のミーティングにNHK記者参加。明日は、2班が1泊で気仙沼に(AP通信同行予定、野島も行きます)。(4月13日 0:20)

 小川さん、吉成さんは離島4島を回り、避難所などを足で回ったとのこと。気仙沼は、被害は大きかったが、障害の方に対するキーパーソンに出会う。南三陸は、想像以上に被害が大きく、震災後1カ月経ったとは思えない。町役場が損壊し、仮設建物で運営。職員の一部が県外の人。JDFがどう入るのかの検討が必要。(4月13日 19:53)

 気仙沼市障害者生活支援センターのO氏に会い、ニーズの聞き取り。社協とJDFのパイプ役になってくださるとのこと。帰路、南三陸を抜ける。中心街は電柱無く、道路さえやっと仮設。他班によると「まず住民の生命を守ることが先決」な状態。以上。(4月14日 15:35)

 野島職員の報告から、今なお、辛苦きわまりない被災地の現状と「みやぎ支援センター」の支援活動の様子をはかり知ることができます。

 来週、野島職員が出勤してきたところで、直接、現地の状況を聞き、被災地のニーズに応える支援のあり方を、改めて、考えていきたいと思っています。

 昨日、「スワンカフェ&ベーカリー町田店」で開催した「スワンの日」イベントには、大勢のお客様にご来店いただき、ありがとうございました。

 4月30日に開催する「大物産展」のプレイベント的に開催した「ミニ物産展」では、被災地の作業所で製造している、かりんとうやレトルト食品、漬物などの商品を完売することができました。

 また、レジで1会計につき、100円をキャッシュバックし、被災地への募金を呼びかけさせていただいたところ、すべてのお客様から募金を頂戴することができました。

 この日のパンの売上 78,216円と、お寄せいただいた募金 19,467円は、被災地の障害者施設復興のための支援金として、被災地に送らせていただきます。

 被災地の障害者施設の製品をお買い上げいただいた方からは、「おいしい!」の声が多数寄せられています。4月30日の「大物産展」では、さらにたくさんの魅力的な商品を販売いたしますので、どうぞ、ご期待ください。

(天野)

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