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「サッカーを楽しむ気持ち」を取り戻そう!

JFL後期第3節、聖地野津田のホームゲームで、ゼルビアは、HONDAに手痛い敗戦。

東北決戦で、秋田が仙台に負けてくれたお陰で、辛うじてJ昇格圏内の4位に踏みとどまったが、もうこれ以上は、絶対に負けることが許されない、崖っぷちに立たされた。

猛暑の中での14時キックオフは確かに厳しいが、それは相手も同じ。否、3連休の最中、浜松からバス移動の相手の方が条件的には厳しい。

前半、立ち上がりは、うまくゲームに入って、ゼルビアのペース。HONDAは、どちらかと言えば、引き気味に守ってのカウンター狙い。ゼルビアは、再三CKのチャンスを得るが、HONDAの鉄壁の守りを、どうしても敗れない。

猛暑の中では、攻め続ける方に、より消耗が激しい。前半の早いうちにチャンスをものにしておけば、気持ちの余裕もできて、オーバーペースを防げたかもしれない。

30分を過ぎて、足が止まり始めた瞬間を、巧者HONDAは、見逃さなかった。FKからの、素早いリスタートで、ゼルビアの右サイドの裏を狙った絶妙なスルーパス。パスを受けた選手が切れ込んで、鋭いクロスを上げる。相手FWの詰めも遅れていたので、スルーすれば、逆サイドに流れて終わったかもしれないが、必死に戻ったDFのヘッドが無情にも味方ゴールに突き刺さり、痛恨のオウンゴール。

DFは、本能的にクリアに行くので、あのオウンゴールは攻められない。問題は、相手がFKを得た際、レフリーに抗議に行き、相手の素早いリスタートを許してしまったこと。サッカーでは、レフリーの判定は覆らない。気持ちをさっと切り替えて、すぐにボールを追う体制をつくらなければやられてしまう。

あってはならないことだけれど、暑さで疲れ、レフリーに抗議することで、ほんの少しでも足を止めたいという気持ちが、無意識のうちに生じていたのかもしれない。

それでも、前半が終わった時点では、まだ、ゼルビアの方に風が吹いていたように思う。自分自身も「今日はいける」という気持ちの方が強かった。

風上に立った後半。なんとか早い時間に1点返せさえすれば、必ず逆転できる。そう信じて、声援を送り続けた。

しかし、ゴールが遠い。ゴール裏で見ていると、ボールを持ったゼルビアの選手と、相手DF、GKとの間に、ポッカリとシュートコースが開くのが見える瞬間が幾度もある。「打て、打て!」と声を上げるが、選手に届かないことがもどかしい。風上の優位を活かして、もっと積極的にミドルでも何でもシュートを狙えば、チャンスはきっと生まれるはずなのに…。

パスをつなぐサッカーは美しいが、パスをつなぐことを目的にしてしまっては本末転倒になってしまう。ミドルシュートを積極的に打つことで、相手DFも前に出ざるを得なくなる。ミドルシュートを狙われることで、GKの判断を狂わせることもできる。ペナルティーエリア内でしかシュートを打ってこないゼルビアは、相手GKにとっても、比較的、見極めがつけやすい。

後半の失点も、焦る気持ちから生まれた一瞬の隙をつかれてしまった。相手を倒してPKを献上してしまった選手以外、誰も相手選手を追っていない。「誰かが止めてくれる」「誰かがマークについているはず」という甘えや気の緩みが、これもまた無意識のうちに、芽生えていたのではないだろうか?

結果的には、厳し過ぎる判定で退場となってしまったが、前半のオウンゴールを挽回しようと、ただ一人、必死に相手を追った深津選手を誰も非難することはできない。だから、深津選手、顔を上げよう。ピッチで犯してしまった失敗は、次にピッチに立ったときに、取り返せばいい! 松本戦で見せてくれたような打点の高いヘディングシュートを期待している。

深津選手の退場の後、開き直った修行選手の果敢な飛び出しがなければ、きっともう1点奪われていたにちがいない。修行選手の魂のこもったひとつのプレーでようやく、ゼルビアの選手たちの動きが変わった。

後半の流れの中からの、山腰選手の得点は、必ず次につながる。願わくば、後半15分の全員の気持ちがゴールに向いたプレイを次のゲームでは最初から見せてほしい。

試合後、ゴール裏に挨拶に来た選手たちに、サポーターから厳しい声も飛んだ。見たこともないくらいの険しい顔つきで睨み返していた酒井選手。言葉にならない声で必死に思いを伝えようとしていた雑賀選手。

ゼルビアは、誰か特定の選手ひとりのチームではないことは、声を上げたサポーター自身も当然、わかっていらっしゃるに違いない。ピッチに立たない選手も含めて、選手とフロントとサポーターのみんなでつくりあげるチームだ。一人も欠けてはならないし、一人も欠かすことができないメンバーだ。

苦境に立ったときこそ、みんなが気持ちを一つにして、同じ目標に向かって、全力で走り抜こう。しんどいけれど、それは、きっと楽しいことだ。縮こまっていないで、もっと、「サッカーを楽しもう!」 そんな気持ちが何より大切だと思う。

(天野)

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