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2010年3月

一回り大きく成長した勝又選手の「復活弾」に拍手! 

 今日は、午後から、法人の評議員会があったため、試合観戦は、ホーム2戦目にして、早くも1回休み。せめて、気持ちだけでも応援しようと、午前中は、J:COMのオンデマンドで前節のMIOびわこ草津戦を観て、午後からの会議には、ゼルビアのユニホームを着ていきました。一応、法人の理事長という立場でもあり、冒頭の挨拶で、「ゼルビアは地域と密接したチームで、うちの法人のスワンカフェ&ベーカリー町田店もホームゲームのときには、毎回、お店を出させていただいている」「今日も、野津田でがんばっているスワンのメンバーといっしょにゼルビアを応援する気持ちで、ユニホーム着用」と、なんだか苦しい言い訳…。

 会議を終え、その後、4月1日から開設するグループホームの関係で一仕事を終えた後に、「らいむ」に戻ったところ、観戦を終えて、らいむに面談に来たMくん(昨年、初めてゼルビアの試合を観て以来、すっかりはまってしまって、今日もユニホームを着て、クルバの皆さんに混じって、声を張り上げてきたみたい)から、ゼルビア勝利の報告を受けて、いっしょに大喜びしたところです。

 FKからの星選手の得点と、復活弾の勝又選手の得点で2対0の勝利だったということ。観客の方も3957人と、また、貯金を増やすことができて本当に良かったと思います。午前中にオンデマンドで観ていた前節の木島選手の得点シーンも、GKからのフィードを足を大きく振りかぶるようなフェイントで、相手を交わし、絶妙なパスを出し、アシストを記録した勝又選手のプレー(頭?)は、とっても光っていました。ハイボールの競り合いも、ほぼ勝っていましたから、好調時のキレが戻って、遅かれ早かれ、得点をあげるとは思っていましたが、本当に良かった。

 昨年、怪我をして、まったくゲームに出られなかったときも、グッズ売り場や観客の出迎えに率先して立ち、「チームのために、自分ができることがあれば、何でもやりたい」と、熱い気持ちを見せてくれた勝又選手。サインをお願いしたときに、「(多分、まったくゲームに出ていないという負い目から)僕でいいんですか?」と、他の選手を気遣いながら、控えめにサインをしてくれた謙虚さがとても印象に残っています。

 厳しいリハビリ、そして、リハビリ以上に厳しい、自分との孤独な闘いに耐えて、人間的にも一回り大きく成長できた。だからこそ、勝又選手の「復活」は、すべてのゼルビアサポーターにとって、何よりも嬉しいことだと思います。

 おそらく、今日のゴールで、すべて吹っ切れて、これからはゴール量産体制に入り、JFLの得点王争いにも顔を出すのでしょうが、サポーターとしては、とにかくケガだけはしないように、シーズンを通しての活躍を期待しています。

 短い時間でしたが、山腰、大前、酒井と、昨年のメンバーが途中交代で、ピッチに立ったことに、サポーターも、大いに盛り上がったのではないかと思います。(先生は、初出場だしね) 明日も他チームの試合がありますが、今日の時点で暫定1位というのも気分最高。

 次節のアウェー長崎は、遠いし、さすがに新年度が始まったばかりの時期に、出かけるのは、難しそうですが、次のホームの栃木ウーヴァ戦には、必ず応援に行きます。勝又選手のゴールを今度は、ナマでしっかり観たいと思います。がんばれ! ゼルビア!

(天野)

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町田市議会ホームページのファインプレー! 本日の一般質問の様子が即日アップされています

 一昨日のブログで紹介しましたが、本日(26日)の町田市議会の一般質問で、新井議員、藤田議員のおふたりから、町田市の障害者就労支援についての質問と行政の答弁がとりおこなわれました。

 すでに、町田市議会のホームページ(下記URL)の議会中継のサイトで、今日の一般質問の録画放映がアップされていますので、ぜひ、ご覧になってください。

http://www.gikai-machida.jp/live/f_live.html

 私は、午後から急な面接同行が入り、午後の藤田議員の一般質問は傍聴することができませんでしたが、録画を観させていただくと、藤田議員が専門学校の教職に就かれたいたときに、「らいむ」でサポートをさせていただいた「教え子」の方の就労のエピソードから質問を始められていらっしゃいました。就労支援の「ナマの姿」を議員の皆様に知っていただく良い機会になったと思います。

 午前中の新井議員の質問には、前日から「らいむ」に泊り込み、朝一番の仕事を終わらせて、傍聴に駆けつけました。歯切れの良い質問に、眠気や疲れも吹き飛び、姿勢を正して聞きほれていました。

 一般質問に障害者就労支援の問題(課題)を取り上げてくださったおふたりの議員さん、また、町田市の就労支援の充実のために、真摯に、ご答弁くださった石阪市長をはじめ、町田市行政の皆様に心よりお礼申し上げます。

 町田市の障害者就労支援の充実のために、今後、「らいむ」として、何をめざし、どう取り組んでいけば良いかを、改めて学ばせていただく機会となりました。

 明日(27日)開催する、ウィズ町田の評議員会では、「らいむ」を含め、ウィズ町田の事業全体を更に充実させ、地域福祉の発展に寄与していくという方向性を全体で確認したいと思っています。

(天野)

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26日の町田市議会一般質問で、障害者の雇用促進と就労支援の充実をテーマに、ふたりの議員さんが質問されます。

 今日は午後から、雨の降る中、市ヶ谷(新宿区)にある会社を訪問してきました。

 会社と外堀をはさんで反対側にある学校に通っていた時代、山登りに行くお金を稼ぐために、この会社の工場では、しょっちゅうアルバイトをさせていただいていました。日払いでバイト代がもらえたので、夜中の仕事を3日間くらい続けてやれば、八ヶ岳あたりに1回行けたような記憶がある。一番山に行っていたときには、年間で120日くらい行っていたので、3日に1回のペース。多分、残り2日のうちの1日はアルバイトをして、山に行くお金を稼いでいただろうから、学校に行っていたのは…、ん? 数えるのはやめておきましょう。

 昔話はさておき、この会社では、昨年の11月から発達障害のある女性登録者が働いています。すでに4ヶ月目に入っていますが、本人の意欲がやや空回りしてしまっているのか、業務の遂行についての問題が顕在化してきているようです。会社、本人の双方から、ジョブコーチに支援に入ってもらって、立て直しを図っていきたいというリクエストをいただいての今回の訪問となりました。

 総務部の産業カウンセラーの方から、ご本人の様子についてお話を伺い、こちらからはジョブコーチ支援の制度について簡単に、ご説明をさせていただいた後、ご本人の働く部署(オフィスサポート部・メールセンター)にお邪魔しての打ち合わせ。立派な応接室に通され、(私ひとりに対して)、部長さん、センター長さんから、ご本人を直接、指導してくださっている社員の方まで6名の方と、お話をさせていただいきました。(想像してみてください! 結構、プレッシャーを感じるシチュエーションですよ!)

 知的障害の方は、すでに10人くらい雇用されている会社ですが、発達障害の方は初めての雇用。雇用にあたっては、事前に文献等で、発達障害の特性等については、しっかり下調べしてくださっていますが、ものすごく期待をしてくださっているのと裏腹に、気づかないままに、ご本人の能力以上のことを要求されてしまっているところもあるように思えました。

 「ジョブコーチはスーパーマンではありませんから」と前置きしたうえで(最近、あちこちでこのように言うことが増えました。決して、言い訳をするつもりではありませんが、ジョブコーチが支援に入れば、すべてが解決するというわけではなく、あくまでもジョブコーチはお手伝いをさせていただく立場ということを強調する意味で使っています)、速やかに職業センターさんと調整を図り、支援に入らせていただくお約束をさせていただきました。

 その後、実際に、ご本人の働いている様子を見学させていただきました。一生懸命にやっているのに、なぜか、悪循環に陥ってしまっているという焦りを彼女自身が一番感じているような自信の無さを感じました。今回、会社の方に自分からジョブコーチ支援が必要であるというSOSが出せたことを評価するとともに、早速、「ここはすぐに改善した方が良い」というポイントを示してきました。

 悪循環に陥っていることを心配する一方で、「会社としてここが踏ん張りどころ」「彼女には長く働いてほしい」「そのために、会社としてできる限りのことをやる」「障害者雇用は会社としての社会的使命」というスタンスで、全体に話をしてくださった産業カウンセラーの方、現場の指導で相当にお疲れになっていると思うのですが、私の拙い話を聞いて、「彼女のことを受け入れる気持ちで接していきたい」とお話してくださった女性社員の方(おそらく殆ど、彼女と同年齢くらいだと思います)をはじめ、部長さん、センター長さんも、皆さん、何とかして彼女がのびのびと働ける環境をつくっていきたいということで、気持ちをひとつにしてくださっていることをとても有難く思いました。

 明日、早速、職業センターさんに、今日の報告と支援の依頼をあげたいと思います。

 話は変わりますが、現在、開催中の町田市議会・3月定例会では、明日から「一般質問」が始まります。明後日(26日)の1番目に質問する新井よしなお議員と、5番目に質問する藤田学議員が、障がい者の雇用促進と就労支援についての質問をしてくださいます。新井議員の質問開始時間は10時、藤田議員は15時頃になる予定です。おそらく、「らいむ」のことも含めて、今後の町田市における障害者の雇用促進と就労支援の充実について、活発な質疑がなされることと思います。お時間にご都合のつく方は、ぜひ、議会の傍聴をお願いいたします。

 今日、会社訪問をさせていただいた彼女をはじめ、「らいむ」(ウィズ町田)としては、次年度(平成22年度)も引き続き、就労支援に精一杯とりくんでいきたいと考えています。

(天野)

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入場者数4993名。サッカーを愛する気持ちはひとつ

ゼルビア、ホーム開幕戦は見事、2対0で勝利!

2点目の後半開始直後の星選手のゴールシーンは、残念ながら、ハーフタイム、外に出ていて見逃してしまっいましたが、前半31分の得点は、右サイドに切れこんだ勝又選手から、のパスを受けた木島選手が相手DFをかわして、ゴール左隅を狙いすまして打ったシュート。流れの中での見事な得点。さすがに昨年J2で10得点挙げている木島選手。格の違いというか、余裕が感じられるくらいのゴールでした。後半38分の左CKからのゴールも、オフサイドの判定で得点にこそならなかったものの、動き出しの速さは、1級品です。

今日は得点こそ挙げられなかったものの、勝又選手もキレキレのダイナミックな動きが目立っていました。(双眼鏡で覗く、頭の方もかなり光っていました) 後方からのロングボールに対して、縦に抜け出す動きは、完全に相手DFを翻弄していました。初ゴールさえ決めれば、あとはゴールを量産してくれそうな期待を抱かせてくれる動きでした。(くれぐれも怪我だけは注意!)

後半30分には、勝又選手、飯塚選手に代わって、山腰選手、酒井選手も登場。短い時間でしたが、酒井選手の去年とまったく変わらないアグレッシブな動きを、ずっと追いかけていました。

ゲーム後、サポーターの前に、挨拶に来た選手たち。相馬監督もやってきて、「もっともっと点を取って、勝つ!」と力強いアピール。やっぱり、かっこいいです。柳崎キャプテンがハンドマイクを握ると、他の選手たちは、キャプテンを置いてきぼりにして、引き上げようとするパフォーマンス。星選手、木島選手のマイクアピールも面白く、チームの雰囲気は、とにかく最高に良いですね。

本日の入場者数は、4993名。5千人にあとわずか届きませんでしたが、「次の目標」ができたと考えれば。それはこれで良しとしましょう。

我が法人のスワンのパンは、なんとキックオフ前に完売。夜通しパンを焼いていた店長が、嬉しい悲鳴をあげていました。おかげさまで、店じまいした店長、副店長も、最初からゲームを見ることができ、興奮していました。(次節から、お店の方を放り投げて、試合観戦をするのではないかとちょっと心配ですが…)

帰り道、野津田周辺の道路は、ゼルビア渋滞。近隣の方には、本当に申し訳なく思いますが、渋滞がこんなに嬉しく思ったことはありませんでした。そのうちに、野津田周辺の「抜け道マップ」などができるくらい、この勢いを維持してほしいと思います。

背番号60をつけた市長さんが挨拶に来られたり、町田駅からの試験的直行バスが出たり、チアリーデイングの女の子たちがゲーム中も、応援の声をあげてくれたり、スタジアムの雰囲気もとても良かったと思います。

骨肉腫と闘う大宮アルディージャの塚本泰史選手への募金を選手たちが呼びかけていたのも良かった。(サッカーを愛する気持ちはひとつ!)

みんなでJリーグへ!

ゼルビアが、サッカーが、町田の街を元気にしてくれることを願っています

(天野)

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いよいよゼルビアホーム開幕戦。選手全員が「嵐を呼ぶ男」になってMIOを吹き飛ばせ!

いよいよ2日後に迫った、FC町田ゼルビアのホーム開幕戦。

対戦相手は、第1節で、ジェフリザーブを大差で破り、勢いに乗って、乗り込んでくるMIOびわこ草津。

第1節を振り返りながら、試合の行方を勝手に考えてみた。

MIOが5対0と大勝したジェフ戦を公式記録で見ると、

MIOのシュート数が前半8本、後半3本の計11本。ジェフのシュート数が前半5本、後半3本の計8本。前半は、MIOが8本のシュートで4得点(内1点はCKから)しているので、5割の決定率でジェフを圧倒。後半は互いに3本ずつで、MIOの得点は、CKからのものなので、ほぼ互角の勝負。

注目すべきは、直接FKを得た数の違い。前後半を通して、ジェフの15本に対して、MIOが33本。これは、第1節のJFL7試合の中で、直接FKを得た(与えた)数では、ダントツ1位の数字。

想像するにスタメンにルーキー選手4名(田中、西郡、伊藤、佐藤)が名を連ねたジェフが開幕戦で舞い上がって、一人相撲を演じてしまった隙を、試合巧者のMIOが、前半6分の先制点から、うまくついたというのが思わぬ大差の要因ではないだろうか?

一方、ゼルビアとSAGAWA SHIGA FCのゲーム。

ゼルビアもメンバー自体は、ジェフと同様、昨年から大幅に入れ替わっており、相手に先制点を奪われた時間帯も、前半8分と、ほぼ同じ。確かに、連携もまだまだで、Jリーグ入りを本気でめざす開幕戦の緊張も強かったと思う。それでも昨年と、ほぼ同じメンバーを揃えたJFL王者佐川を相手にまったく動じることなく、新加入の星ー太田の「ホットライン」で前半のうちに追いついたことが大きかった。

シュート数は、12対12の互角だが、佐川でシュートを放った選手が5人なのに対して、ゼルビアは7人の選手がシュートを打っている。特にMFの4人の選手(飯塚、太田、柳崎、星)が全員シュートを打っているのが、今後、もっと連携がかみ合ってきたときには、大きな武器になると思う。

もうひとつ特筆すべきことは、誰もイエローカードをもらうことなく、ゲームを終えたこと。佐川滋賀にしても、横河武蔵野にしても、ソニーにしても、ホンダにしても、JFLの門番として君臨している企業チームは、警告や退場が少ない。長丁場を勝ち抜くためには、常時、戦力に余力を残しておくクレバーな戦い方が必要になる。

開幕戦で5枚のイエロー、一人退場となってしまった松本山雅(昨年の天皇杯でJ1の浦和レッズを倒したチーム)の公式記録を見ると、去年のゼルビア(怪我で主力が脱落といった不運もあったが)が、はまってしまった「落とし穴」に、またも昇格チームがはまってしまうというJFLの怖さを感じる。松本は、山登りに明け暮れていた大学生時代に、よく訪れたステキな町。だから、松本山雅には、去年のゼルビアと同じ轍を踏まないよう、意識してがんばってほしい。(そして、いっしょにJに行こう!)

さて、注目のホーム開幕戦はどうなる!?

おそらく、MIOは前節とメンバーをいじることなく乗り込んでくるだろう。

4-2-3-1のフォーメーションのMIOで絶対に抑えるべきは、前節2得点のセンターハーフの坂井選手とワントップの木下選手。184センチの大型FW木下選手は、ルーキーではあるが同年齢の182センチ川邊選手に、深津選手が焦るくらいの気合をもって、しっかりと抑え込んでもらいたい。速さで勝負してくる坂井選手は、DFの選手はもちろんだが、ここは、お尻が地面につくくらいの守備で柳崎キャプテンにがんばって止めてもらいたい。

4-4-2のゼルビアにとっては、山腰選手の復帰は嬉しいと同時に、勝又、山腰、木島各選手の誰をスタメンFWで使おうか、選手起用に贅沢な悩みも生じるところ。思い切って、3人ともスタメンFW起用の4-3-3のシステムで、2列目に星選手と太田選手を置き、ワンボランチに柳崎選手なんていう超攻撃的布陣で、MIOの出鼻を挫くというのはどうだろうか? 柳崎選手の負担は大きくなるが、走れるところまで走りまくって疲れ果てても、後には大前選手も、酒井選手も控えている。

もうひとつサポーターにとっての悩みの種が守護神。去年の修行選手の鬼神のようなスーパーセーブの連発に酔いしれた身としては、ホーム開幕にはぜひ、彼にゴールマウスに立ってほしいという気持ちが当然あるが、Jリーグでベスト11に選ばれたこともある吉田選手の円熟のプレーを生で見てみたいという思いもある。(高校の後輩でもあるし…) これはもう、相馬監督の決断にまかせるしかない。

サポーターとして、ぐんと期待を込めた予想は、3対0で、ゼルビアの勝利。もちろん、得点は3トップの3人。

天気予報では、なんだか大荒れになりそうな21日の開幕戦。雨が降ろうが、槍が降ろうが、絶対に野津田に駆けつける覚悟。どうせ、春の嵐になるのなら、ゼルビアの選手全員が「嵐を呼ぶ男」になって、大暴れしてほしいと思う。

(天野)

「嵐を呼ぶ男」といえば、私よりももうちょっと若い年代の人たちでは、マッチこと近藤真彦。実は、マッチと相馬監督の誕生日が、同じ7月19日。何でそんなことを知っているかといえば、私の誕生日も7月19日だから…。ゼルビア話題の雨男、「嵐を呼ぶ男」は、実は相馬監督かもしれませんね!(笑)

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ゼルビア、ホーム開幕への夢がふくらむ +1プレーヤーのユニホーム

「+ 1プレーヤー」のユニホームが、今日届きました。

 ホームの開幕に間に合って一安心。

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 ユニホームと一緒に届いた「契約書」が、面白かったので、ちょっと長いけれど、全文紹介します。(青字の部分です)

+1プレーヤー契約書

 FC町田ゼルビア(以下「クラブ」という)と●●(以下、「プレーヤー」という)とは、プレーヤーがクラブのために+1プレーヤーとして応援活動を行うことに関して、次の通り契約を締結する。

第1条(誠実義務)

プレーヤーは、次の各事項を履行する義務を負う。

 ①プレーヤーは、クラブ及びクラブが加盟するリーグ、連盟等(以下「リーグ等」という」の諸規定を遵守し、本契約を誠実に履行しなければならない。

 ②プレーヤーは公私ともに町田サッカー界の模範たるべきことを認識し、町田サッカーの信望を損なうことのないよう努めなければならない。

 ③プレーヤーは町田市及びその周辺地域社会に根ざし、地域に貢献するというクラブ理念に賛同し、社会奉仕活動等に積極的に参加していくものとする。

第2条(履行義務)

プレーヤーは、次の各事項を履行する努力義務を負う。

 ①クラブの指定するホームゲームへの参加

 ②クラブより届いたユニホームの着用

 ③ホームゲーム及びアウェーゲームに参加できない場合でもゼルビアの勝利を願い信じる

 ④全力の声援

第3条(禁止事項)

プレーヤーは、次の各事項を行わないように努める。

 ①本試合の妨げとなる他クラブとの契約の締結

 ②試合の参加に影響を与える不正行為への関与

 ③クラブ及びクラブ選手への誹謗中傷及びブーイング等の行為

 ④対戦相手クラブ及び対戦相手クラブ選手への誹謗中傷及びブーイング等の行為

 ⑤その他、クラブにとって不利益となる行為

第4条(登録番号及び登録名)

クラブはプレーヤーに対し、次の登録番号及び登録名を提示する。

 ①登録番号  99

 ②登録名  KURUMI

第5条(有効期間及び更新手続き)

 ①本契約の有効期限は 2010年2月1日から 2011年1月31日までとする。

 ②契約の更新にあたっては、期間満了の1ヶ月前を目処に書面にて通知する。

第6条(保管)

本契約書は同時に正本2通を作成し、クラブ及びプレーヤーがそれぞれ1通ずつ保管する。

契約締結日:2010年1月29日

(住所) 東京都町田市××

(プレーヤー) ●●

(住所) 東京都町田市森野6-195-5

(クラブ名) FC町田ゼルビア

(氏名) 代表  守屋 実

 誠実義務 ⇒ 「公私ともに町田サッカー界の模範になる」ということで、これは大変!「社会奉仕活動等に積極的に参加」とあるので、観戦後は、せめて、周囲のゴミくらい拾って帰るようにします。

 履行義務 ⇒ 今年もクルバさんたちの隣りで、がんばって大声を張り上げるようにします。

 禁止事項:「他クラブとの契約」 ⇒ 「ん? マリノスの応援は……?」「まぁ、カテゴリーも違うし、万が一、開催日が重なったときには、ゼルビア優先で良しとしよう!」

 禁止事項:「ブーイング等」 ⇒ 良いプレーにはもちろん拍手を、気の抜けたプレーや消極的なプレーには、やっぱりブーイングも必要! プラス、ゼルビアから他クラブに移籍した選手にも愛情をこめたブーイングを! まさか、ブーイング行為による「イエロー」累積で出場(観戦)停止なんてことはありませんよね、代表!

 ここまで、「遊び心」で楽しませてくれるなら、シーズン中に試合後で構わないから、試合前の選手と同じようにピッチ上で、集合写真撮らせてくれないかな?

(選手に続いて、+1プレーヤーがエスコートキッズと手をつなぎながら、ぞろぞろと入場してくるなんていうのも、演出上は盛り上がりそうだけど…、それこそ、ブーイングを浴びてしまうか!?)

 ホーム開幕まで、あと4日。楽しみです。

 (もう1着ほしくなってきましたが、公式オンラインショップのリンクが切れている。もう、売切れてしまったのかな?)

(天野)

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「球春到来」 FC町田ゼルビアをいっしょに応援しませんか!?

 今日は午後から、雪の中、南橋本の企業まで、面接同行に行ってきました。「南」という暖かさを感じさせる字がついていますが、町田よりもずっと寒かったような気がします。

 先週の土曜日に、Jリーグが開幕。残念ながら、横浜Fマリノスは、アウェーのFC東京戦で、後半ロスタイムに相手選手に決勝点を決められ、黒星スタートとなりました。でも、次節は多分、中村俊輔選手のマリノス(日本)復帰初戦となるので、ホームの日産スタジアムに駆けつけた大観衆の中で、見事に勝利をあげてくれるはずです。

 そして、いよいよ、今度の日曜日(3月14日)には、おらが町のチーム、FC町田ゼルビアが所属するJFLのリーグ戦が開幕します。ゼルビアの初戦は、アウェーゲームで昨年度の覇者、SAGAWA SHIGA FCとの注目対決。昨年、後期のゼルビア躍進の立役者となったFWの御給選手がSAGAWAに復帰して、恩返しとばかりに、得点を虎視眈々と狙ってくるはずですが、これをきっちり抑えこんで、勝又選手や新加入の木島選手などの活躍で大量得点での勝利をめざしたいところです。

 私が働いている「就労支援センターらいむ」の運営母体となる「社会福祉法人ウィズ町田」では、年に10回、法人の機関紙を発行しています。毎号、「理事長の本棚」というコーナーで私が拙文を書いていますが、ちょうど、サッカーネタなので、今シーズンの当ブログの『FORZA FC MACHIDA ZELVIA』の「開幕記事」ということで、機関紙の発行に先立ち、ゲラ原稿をアップしちゃいます。

『球春到来! エンジョイ、フットボール!』

(社会福祉法人ウィズ町田機関紙 『WITH』第29号掲載予定原稿から)

 「球春」という言葉は、辞書には載っていないので、比較的新しい造語だと思うが、「球春到来」と聞くと、スポーツ好きにはそれだけで、もうたまらない。野球が好きな人にとっては、プロ野球の開幕や春の選抜高校野球を思い浮かべるのだろうが、私にとっては、サッカーのリーグ戦開幕だ。

 昨年までは毎年、Jリーグの横浜Fマリノスの開幕戦に足を運び、スタジアムで声を張り上げていた。今年は、仕事が入ってしまったこともあるが、マリノスの試合には行かなかった。なんとか都合をつければ行かれないこともなかったが、今はマリノス以上に応援したいチームがあるからというのが、本当のところだ。

 そのチームは、FC町田ゼルビア。わが町田市をホームタウンとするJFL(J2の下のカテゴリー)に所属するチームだ。Jリーグ(まずはJ2)入りをめざして、昨年からJFLに昇格した若々しいチームだ。チームの詳細については、ゼルビアの公式ホームページをご覧になってほしい。

 昨年は、惜しくもJFLリーグ六位に終わり、昇格条件(四位以内)を満たすことができなかったが、今年は元日本代表DFの相馬直樹氏を監督に迎え、万を辞しての闘いに挑む。昇格条件には、順位以外にJリーグ基準を満たすスタジアムの整備や、ホームゲームの平均観客動員数(三千人以上)といったものがある。ゼルビアにとっての一番の課題は、やはり観客動員数を伸ばすこと。そのためには、当然、毎試合、観客に感動と喜びを与えるプレーをすることが選手たちに求められる。

 今回、紹介する一冊は、「球春」の季節にぴったりな『サッカーボーイズ 再会のグランド』(はらだみずき著/角川文庫)。

サッカー版の『バッテリー』という感じがする本で、実際に文庫版の解説をあさのあつこさんが書いているのが可笑しい。

 昔ながらのサッカー少年団、桜ヶ丘FCに所属する少年(武井遼介)が主人公。五年生までは、チームのキャプテンを務めたが、六年生になってキャプテンの座を、そしてポジションまでも奪われてしまう。少年らしく純粋に悩み、苦しみ、やがて、それらを乗り越えて、逞しく成長していく姿を軸に、チームメイトや監督・コーチ、両親といった周囲の人たちの個性や生活も丁寧に描かれていて、最後まで飽きさせない。

 悩んでいるのは決して自分ひとりではない。みんなが同じようにそれぞれの悩みを抱え、もがき苦しんでいる。それでも、いつかはやがて自分の力でそれらを乗り越えていかなければならない。それが人間として成長することなんだという当たり前のテーマがすんなりと心に落ちてくる。

ゲーム中の選手の心理や、試合前後の選手同士のやりとり、細かな展開まで目に浮かんでくるようなゲームの描写など、「この作者はサッカーのことをよく知っているな」「本当にサッカーが好きなんだな」と思わせ、わくわくさせてくれる。

ゲーム中、誰よりもボールを追い、声を出し、汗を流す遼介の姿が、ゼルビアの11番・酒井 良選手と何度も重なった。

ゼルビアの試合を初めて観たときから、酒井選手のプレーにすっかり魅せられてしまっている。昨年までは、チームの最年長(今年は、新加入したGKの吉田選手が最年長となった。なんと吉田選手は、私の大阪の高校の後輩なので、びっくり!)で、チームのキャプテン(今年は、柳崎選手)。

老体(失礼!)に鞭打ち、どんな局面でも絶対にあきらめず、ボールを追って追いまくる。試合後は、真っ先に、出待ちのサポーターに歩み寄り、笑顔でサインや会話を交わす、まさにプロ中のプロ。今年も魂のこもった熱いプレーをぜひ見せてほしい。

桜ヶ丘FCのメンバーが円陣を組むときに放つ魔法の言葉。「エンジョーーイ!」「フットボール!」

サッカーも仕事も人生も、思いっきりエンジョイすることが大切だと思う。開幕が待ち遠しい。

 ホーム野津田での初戦は、3月21日(日)のMIOびわこ草津戦。キックオフは、14時。文中にもあるように、ゼルビアにとっては、ホームゲームでの観客動員数が、J昇格への鍵を握っています。ぜひ、たくさんの方に野津田に足を運んでいただけるようにお願いします。

 そして、いっしょに、サッカーを楽しみましょう!

(天野)

 

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今後の障害者就労支援を充実させていくためのウィズ町田の課題・町田市の課題(その3)~ハローワーク、職業センターと三位一体の連携をおこなう国制度センターの設置と、市就労支援センターの複数設置で実績が伸ばせる

 今日も午後から、厚木市の企業で働くOさんのJC支援に行ってきました。

 昨年の9月初旬に職場実習をおこない、9月下旬に採用が決定。実習中から数えて、今日で、私としては、28回目のJC支援ということになります。

 採用後、最初の3ヶ月間は、地域障害者職業センター(以下、「職業センター」)の配置型JCさんとペアを組んで、週1~2回のJC支援。その後、職業センターさんのJCが徐々に、引くかたちとなり、現在は、月2回、私が職場を訪問するかたちで、JC支援を継続しています。

 JC支援の流れの中では、通常、最初の1ヶ月間が集中支援期、続く2ヶ月間が移行支援期という位置付けで、この3ヶ月間で、本人が職場環境や仕事に慣れることと同時に、本人に対する職場内のナチュラルサポート(JCが引いても、職場のスタッフの方々が、自然に本人をサポートすること)づくりを中心にめざします。その後、約1年間は、フォローアップ期間ということになり、本人が安心して働き続けられる(職場定着できる)よう、職場訪問等をおこなう中で、本人と事業所をサポートしていきます。

 何度もこのブログでも書いているとおり、「就労支援」のとりくみは、「就職して(就職させて)おしまい」ということではなく、寧ろ、その後の定着支援の方がより重要となります。

 制度的なJC支援を受けた場合の、職場定着率が、JC支援終了後6ヶ月の時点で、8割を超えているように、JC支援の効果は実証されています。しかし、いかんせん、JCの数自体が不足していることが大きな問題・課題となっています。

 今年度、委託事業をはずれたことをきっかけに、「らいむ」では、制度上のJC支援を始めました。制度を活用して、少しでも助成金を得て、自己財源の足しにしようという考えも少なからずありました。年度途中からの開始となってしまったことで、今年度の助成金収入自体は、150万円ほどの見込みですが、お金にはかえられない貴重な体験をたくさんさせていただくことができ、職員のスキルアップにつながっていることを大変、嬉しく思っています。

 JC支援は、職業センターの職業カウンセラーと2人のJCの合計3人がチームを組んで支援に入ります。職員体制の弱い「らいむ」では、これまでどうしても、ひとりの職員ですべての対応に当たらなければならないことが多く、ややもすると、独善的な支援に陥ってしまうことや、不安や問題をすべて抱え込んでしまうことが多くあったように思います。登録者の数が120名という現体制における「適正規模」に落ち着いたことと併せて、チーム支援の大切さを学べたことが、今年度の「らいむ」にとっては、一番大きな変化・成長であったと思います。

 就労支援は、チームワークとネットワークで成り立つ事業です。「らいむ」では、次年度以降も、JC支援を中心に、職業評価の依頼や、職業準備支援プログラムの利用など様々な分野で職業センターとの連携をより積極的に図っていきたいと考えています。

 就労支援におけるJC支援など、主に定着支援に関わる連携先が職業センターであるのと同様に、職場開拓や、求職活動等の主に就職までの連携先として欠かすことができない機関がハローワークです。

 東京都内には全部で17ヶ所。三多摩地域には、6ヶ所のハローワークがありますが、ハローワーク町田は、三多摩地域では、唯一、ハローワークの名称についている自治体(「町田」)のみを管轄地域としているハローワークです。

 「らいむ」は、委託時代からずっとハローワーク町田の職員さんたちから、制度や法律から就労支援のノウハウまで、本当にいろいろなことを教わりながら、活動を続けてきました。逆に、発達障害の方や高次脳機能障害の方への関わり方、福祉に関する制度や法律など「らいむ」が得意とする分野については、必要な情報提供をおこなってきました。

 多分、都内にあるハローワークの中でも、地域の就労支援機関と、これくらい日常的に情報交換や連携を密にしているハローワークは他にないのではないかと思っています。就職した登録者の方の職場訪問をし、その様子を報告させていただくとき、必ず、「あの時は大変だった」「あの●●さんが、よくぞ、がんばって仕事を続けている」と昔話に花を咲かせることもしばしばあります。就職して、窓口を訪れることのなくなった人についても、いつもどこかで気遣ってくださっていることをとても、ありがたく思います。

 ハローワークの窓口は、今、とても混み合っています。毎月、発表される完全失業率や有効求人倍率の数字を見るたびに、ため息をつくようなここ1年半あまりです。1月末の全国の有効求人倍率は、0.46倍でした。(100人の求職者に対して、求人=仕事が46件しかないという数字で、54名の人が仕事からあぶれてしまいます) 同じ月の東京都全体の有効求人倍率が0.58倍と全国を上回っているのに対して、ハローワーク町田管内の有効求人倍率は、0.21倍で、全国平均の半分以下の数字になってしまいます。

 大きな企業が少ない、町田市の雇用情勢は、この数字だけ見ても、本当に厳しいことがわかります。それゆえの窓口の混雑です。

 そんな忙しい状況にもかかわらず、「らいむ」から登録者の方を、ハローワークにお連れすると、ハローワークの職員さんたちは、真剣に話に耳を傾け、親身になって相談に乗ってくださっています。だから、ハローワークを最初に利用される際に、必ず「らいむ」の職員から、登録者の方にお話していることがあります。

 「ハローワークは、たくさんの方が平等に利用する公的な機関。だから、窓口に座って、何時間も相談するのはダメ。相談するときは、必ず、事前に要点を絞って、長くても1時間以内で相談を終えることを心がけましょう!」と…。

 最近では、ハローワークさんの方から、「こんな求人があるのだけれど、誰か応募してみない?」というお話をいただくことが多くなりました。ありがたいお話ですから、「らいむ」の登録者の方や、法人内の事業所の利用者の方の顔を思い浮かべながら、できるだけ、応募者を推薦させていただくように心がけています。

 何度も、繰り返しになりますが、就労支援のとりくみには、チームワークとネットワークを欠かすことができません。ハローワークと職業センターは、その中でも、地域の就労支援機関にとっては、「頼みの綱」となる大切な機関です。

 国制度の就業・生活支援センターの受託に応募をしたときの記事にも書きましたが、町田市における障害者雇用の促進と、就労支援の拡充を考えるとき、天野としては、次のような理想を描いています。

 まず、就業・生活支援センターをハローワーク管轄単位に1ヶ所設置すること。

 就業・生活支援センターが、ハローワーク、地域障害者職業センターと三位一体の関係を築き、障害者雇用の促進と、就労支援の拡充の「旗振り役」を果たすこと。

 同時に、就業・生活支援センターが、その管轄地域(=ハローワークの管轄地域)内に複数設置される就労(・生活)支援センターの「センター機能」を持ち、コーディネートの役割を果たすこと。

 就労(・生活)支援センターは、およそ、人口10万人に1ヶ所を目処に複数設置すること。可能な限り、就労移行支援事業所などの「現場」との併設をめざすこと。(そうすることで、就労支援センターと就労移行支援事業所等のそれぞれの強みを活かした機能分化と役割分担が具体化できる)

 就労(・生活)支援センターの「適正規模」は、登録者200名とする。

 人口42万人の町田市においては、現段階では、4ヶ所の就労(・生活)支援センターを設置し、良い意味で、各センター間のサービスに係る競争を活性化させることで、大きく実績(就職数だけでなく、定着率や利用者満足度なども含めた)を伸ばせると考えるのですが、さて、いかがでしょうか?

(天野)

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今後の障害者就労支援を充実させていくためのウィズ町田の課題・町田市の課題(その2)~就労移行支援事業所『美空』の紹介と、就労支援センターと就労移行支援事業所との効果的な役割分担

 週末を迎えた「らいむ」です。

 毎週金曜日は、スワンの業務として行っているメール便配達の作業を、「らいむ」の職員で、サポートしていますが、今週初めから、担当職員が体調を崩し、休んでいるため、朝からバタバタの状態になりました。午後は、面接同行やハローワーク同行で、すべての職員が出払ってしまう時間ができてしまい、事務所の方は、「留守番電話」で対応させていただくような状況になってしまいました。ご連絡をいただいた方には本当に申し訳ありませんでした。

 体調不良の職員は、当分の間、出勤できそうにない状態です。残った職員でできる限りのご対応をさせていただくつもりでおりますが、きっと、登録者および事業所の皆様にはご迷惑をおかけしてしまうこともたくさんあるかと思います。誠に申し訳ありませんが、どうかお許しください。

 「社団法人発達協会」様の機関紙『発達教育』の1月号から3月号までの計3回に渡って、ウィズ町田の取組みを紹介させていただきました。

 今回は、今後の障害者就労支援を充実させていくためのウィズ町田の課題・町田市の課題に関連する記事として、3月号掲載の記事の中から、一部を抜粋して、記事にさせていただきます。

 テーマは、「就労支援センターと就労移行支援事業所の連携と役割分担について」ということになります。(以下、青字と赤字の部分が抜粋・転載の記事です)

 

 (小見出し)

 身近な目標が「自分もできる」という自信や意欲をうみだす

 (以下、本文)

 社会福祉法人ウィズ町田が経営する事業所では、支援法(障害者自立支援法)施行後の4年間で、30名の障害のある人が「作業所」から企業就労に巣立っていきました。中でも、就労移行支援事業所「美空」からは、(平成18年11月の)開設以来、21名が企業就労し、移行率は8割を超えています。

 就労移行支援事業所では、2年間の利用期限の中で、企業就労に向けての体力作りやマナーの習得など必要な職業訓練をおこなうとともに、企業開拓や職場実習などの求職活動の支援をおこない、企業就労をめざすことを目的としています。

 「美空」は、法人本部とは別の市(川崎市宮前区)に活動拠点を置き、企業や就労支援機関と連携を密に持ちながら、とりくみをおこなっていることが特徴です。具体的には川崎市内の青果市場の中にある企業から作業場を借り、企業と一体的に青果のパッケージ作業をおこなっています。こうした環境の中、利用者は、「美空」に通うことで自ずと、通勤する力を獲得できたり、企業で働くイメージを高めたり、挨拶やマナー、身だしなみなどを学ぶことができます。

 「美空」の朝礼では、企業と同じようにみんなで「決まり」を復唱します。「挨拶はしっかりと」「無駄なおしゃべりはせず、作業に集中する」「仲間と協力する」「各自が目標を持ってとりくむ」、そして、「最終目標は就労です」と……。

 就職活動の支援は、法人内の就労支援センター「らいむ」と連携しながら進めています。就職に向けての基礎的訓練や実践的訓練を「美空」が担い、「美空」利用前のアセスメントと、求職活動開始後の職場開拓やマッチング、就職後のフォローアップを「らいむ」が担うという役割分担が、より効果的なものとなっています。

 かって同じ「作業台」を囲んでいた仲間が企業就労し、元気に働いていることが、利用者にとっては、身近な目標となり、「自分にもできる」と、就労に向けてのモチベーションをあげることにつながっています。

 「就労移行支援事業所」は、抜粋した文中にもある通り、2年間の有期限の中で、職業訓練をおこない、企業就労につなげていくことを目的として実施されている事業です。

 とは言え、現行の就労移行支援事業所の職員配置基準では、普段の活動を回すだけで職員の手はいっぱいになってしまって、就職活動の支援をおこなうだけの余力がありません。また、現行の自立支援法下の制度では、本来の目的である企業就労を果たした利用者が、就労移行支援事業所を「卒業」してしまうと、次の利用者が見つかり、通所するまでの間は、公費による収入も減ってしまいます。

 それだからこそ、文中の赤字の部分にあるような、就労支援センターとの密接な連携が必要になるわけです。

 町田市のホームページで、市内の就労移行支援事業所を調べてみると、現在、市内には6ヶ所の就労移行支援事業所のあることが分かります。そのうちの2つ、「なないろ」と「美空」は、ウィズ町田が運営する事業所です。

 「らいむ」は、当然のことながら、この2つの就労移行支援事業所と連携・役割分担をしながら就労支援の取組みを続けています。その結果、今年度に入ってから、「なないろ」「美空」に「スワン」を加えた3事業所から、計11名の方が企業就労に移行しています。

 「就労移行支援事業所」の職業訓練の場を持っているという「強み」と、「就労支援センター」の持っている就労支援のノウハウやネットワークという「強み」がうまくかみ合えば、相乗効果を発揮し、より大きな効果を生み出すことは、「就労支援センターらいむ」と「美空」等の実践が証明しているのではないかと思います。

 今後の町田市における障害者就労支援をより一層充実させていくための、ひとつの方策として、市内に在る就労移行支援事業所とセットにして、就労支援センターを設置するということを考えてみる必要があるのではないでしょうか?

 就労支援センターと就労移行支援事業所の職員がうまく役割分担と連携をおこなえば、1ヶ所の就労支援センターにそれほど多くの職員を配置する必要もありません。また、就労移行支援事業所の定員と連動して、自ずと、1ヶ所の就労支援センター当たりの「適正規模」も明確になるような気がします。

 次回は、ハローワークや地域障害者職業センターとの効果的な連携のあり方について書いてみようと思います。

(天野)

 

 

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笑顔でがんばろう! 就職活動で、「らいむ」の中でも一番幅広くたくさんのことを経験したYさんの就職が決まりました

 1月23日に実施されたR社の面接会に参加したYさん。一次面接を無事通過。その後、就業場所での二次面接にも受かり、採用が決定。一昨日、会社との雇用契約を交わすことができました。

 大阪府に本社があり、全国に事業展開されているR社さんですが、就業場所は、通勤にも便利な町田駅前の事業所(店舗)に決まり、Yさんと共に、緊張の中にも嬉しさがこみあげてくる雇用契約となりました。

 Yさんが、一般就労をめざして、「らいむ」に登録されたのは、2年前の9月。それから、一昨日までのYさんへの支援日数(件数)は、記録をめくると、150日を超えています。支援日数では、他の登録者の方と比較して、「らいむ」では平均的な日数ですが、Yさんが就職に至るまでに経験してきたことは、「らいむ」の中でも一番幅広く、数多い一人です。

 企業との面接回数は、合同面接会への参加も含めて11回。地域障害者職業センターの職業準備支援に8週間の通所。企業実習が延べ2週間。企業でのアルバイト勤務が3ヶ月間。その他、「らいむ」内でのパソコンの訓練が延べ2ヶ月あまり。履歴書の書き方や模擬面接、ビジネスマナーの学習など、多くの課題に、いつも真面目にコツコツと取り組んできました。

 面接に挑戦し、「不採用」の結果がでるたびに、職員と共に、「何がいけなかったのか」「何が求められるのか」など、真剣に振り返り、次につなげる努力を続けてきました。

 市内にある作業所に通いながら、何度、失敗しても、あきらめず、へこたれず、「負けるものか」の気持ちを持ち続けて、挑戦を続けてきた努力が、今回のR社でついに実りました。

 面接や実習、準備支援の通所などには、交通費や昼食代なども自己負担(持ち出し)になってしまいます。「就職準備のための学習塾」、「本人の将来に向けての先行投資」という意識で、いつも気持ちよく送り出してくださったご家族や、就職活動のため、Yさんが職場を抜けるたびに、シフトをやりくりして、こころよく、送り出してくださった作業所(20年もYさんを支援してくださっています)の施設長さんはじめスタッフの皆様方に、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

 Yさんへの支援を通じて、改めて「就職」は、本人一人の力だけではなく、周囲で応援してくださる沢山の人の支えがあって叶うもの。そして、失敗しても、あきらめないで、「就職したい」という気持ちを本人が持ち続けると共に、周囲の人に伝え続けることの大切さを感じました。

 就職が決まったYさんの就労支援は、これで終わりというわけではありません。ここからが本当の支援の始まりです。

 Yさんに対応してくださったR社町田店の店長さんは、Yさんのいくつになっても変わらない「愛らしさ」を快く受けとめてくださっています。これから先、Yさんが長く勤務できるよう、職場の皆様方と連携させていただきながら、業務内容の把握や業務の組み立て、課題分析等を行い、Yさんの働きやすい職場環境を整えていきたいと考えています。

 一昨日の雇用契約の後の面談では、東京障害者職業センター多摩支所のKカウンセラーにも同席していただき、Yさんの就労後のジョブコーチ支援のあり方について、店長さんと打合せをさせていただきました。

 事業所の特性も考慮して、通常では、「ちょっとあり得ないかな?」と思うような提案もさせていただきましたが、店長さんは、「それで、Yさんが安心して働けるのならば、その提案を受け入れましょう」と応じてくださっています。3月15日からの勤務開始になりますが、それまでの間に職業センターさんと相談をさせていただきながら、ジョブコーチ支援計画をしっかりと練り上げて、職場での支援をスタートさせたいと考えています。

 先週から、複数の登録者の方の企業面接に同行して、毎日、あちこちと飛び回っています。「おばさんパワー」も正直、電池が切れそうな状態です。それでも、訪問先の事業所からたくさんのことを学ばせていただき、自分を磨くチャンスだと思って、登録者の方のチャレンジに負けないよう、自分を奮い立たせてがんばっています。

 Yさん、暖かい春がきて、良かったね。でも、ここからが本当のスタートです。不安はたくさんあると思いますが、Yさんの「笑顔」はとってもステキです。笑顔は自分自身も、そして周囲の人たちも幸せな気持ちにしてくれます。ステキな笑顔を宝物して、一緒にがんばっていきましょう!

(竹内広美)

 

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今後の障害者就労支援を充実させていくためのウィズ町田の課題・町田市の課題(その1)

 次年度の事業計画・予算を検討する時期になりました。ウィズ町田でも先週末の土曜日に理事会を開催し、各事業所から提案された事業計画案・予算案の検討をおこないました。

 今年度から、法人の独自事業として、運営している「就労支援センターらいむ」の事業ですが、支援実績の方は、昨年度を上回る成果を挙げている一方で、運営状況の方は非常に厳しくなっています。

 実際の職員体制は4名ですが、やりくりの中で、予算上は、職員2名体制で運営していますが、2月末の時点で、事業収入が約240万円に対して、事業支出が約860万円と、差引約620万円の赤字となっています。

 事業収入の内訳は、今年度より登録者の方からいただくことになった年会費と、9月以降開始したジョブコーチ支援の助成金とスワン、美空の会計業務委託料他となっています。

 会費収入については、当初は、200名の会員登録を予定していましたが、現体制で、200名規模の支援をおこなうと、結局、十分な支援が行えず、登録者の方に、しわ寄せがくると判断し、120名になった時点で、新規登録をストップさせていただいたこともあって、収入額は、予定の半分になってしまいました。

 ジョブコーチ支援の助成金を得ることも、なかなか大変で、3名いる第1号ジョブコーチがフル回転で支援に入っていますが、対象となる人は、登録者数の1割にも満たない人数で、それ以外の9割以上の方の支援も同等におこなわなければなりませんから、こちらも予定収入額を大幅に下回っているのが現状です。

 赤字分の620万円は、すべて法人と後援会で負担しています。本来であれば、このお金を、グループホームやケアホームの設置、就労系事業所の拡大、職員の処遇改善などに回し、新たな社会資源をつくりだすことや職員のモチベーションをあげることで、サービスをより良くしていくことに使いたいのですが、それもままならない状態です。

 こうした窮状を、この間2回、懇談の機会を設けていただいて、町田市の所管にもお伝えさせていただいています。市の方でも、現状を重く受けとめてくださり、「何とかしていきたい」という言葉を寄せてくださっています。

 昨日も、障がい福祉課長からお電話をいただき、その際、就労支援事業の適正規模についてのご質問をいただきました。

 昨年度までの委託事業時代の「らいむ」は、開設初年度の平成16年度末(この年度は7月事業開始のため9ヶ月間)の登録者数が73名でしたが、その後、毎年度約100名ずつ登録者数が増え続け、最終年度(平成20年度末)には、490名に達していました。

 登録者数の増加につれて経費も増え、毎年度、法人から多額の資金補填が必要になったこと、また、手厚い支援ができなくなってしまったことから、改善を求め、「就労支援センター1ヶ所あたりの適正規模を明確にし、それに応じた委託料をだしてほしい」と市に訴えたのが、公募型プロポーザルが実施される前の経緯です。

 当時の部長・課長は、ウィズの訴えにまったく耳を貸そうとはしませんでした。結果、強行に公募を実施し、ウィズは委託事業を受託することができず、今の状況に至ってしまっているわけです。

 プロポーザルの応募書類には、受託を希望するそれぞれの団体が、就労・生活支援に関する町田市の取り組みの現状と課題を明らかにした上で、それを踏まえて、対応可能な障害者数と、今後3年度間(2009~2011年度)における就労見込数を示す「課題」がありました。

 ウィズ町田は、2ヶ所のセンターを一体的に運営することを前提に、対応可能な登録者数を500~600名。今後3年度間の就労見込数については、市の計画に連動した数値(09年度=30名、10年度=45名、11年度=60名)を挙げ、但し、目標達成のためには、雇用促進の「旗振り役」としての市の協力が必要と挙げました。

 主に知的・精神障害者対象のセンターの受託団体は、対応可能な登録者数は300名。就労見込数は、「2011年度の町田市における就労数値目標は60名を基本に、2011年度におけるセンター1ヶ所の目標を30名とし、2009年からの3年間で60~70名の就労を目標にしたい」としています。

 また、主に精神障害者対象のセンターの受託団体は、「センター単独で対応可能な登録者数は年間で約160名です。また、就労見込数は初年度10名を目標とし、2011年度中に30名を目指し支援の協力者と就職者の漸増に取り組みます」としています。

 ウィズ町田の登録者数600名は、少し多すぎるように思えるかもしれませんが、平成20年度末の登録者数がすでに約500名に達していたことと、センターの委託料が2ヶ所分合わせると、1.5倍以上に増えることを考えて、示した数字です。

 今年度末が終わったところで、市の2ヶ所のセンターの登録者数や支援件数、就職者数などの実績も当然、明らかになると思いますが、すでに見えてきている問題点がいくつかあると考えています。

 まず第1は、全体の登録者数が増えているかどうか? 違う言い方をすれば、市内の就労希望者のニーズに対応できているかどうか?ということです。

 現「らいむ」の登録者数が、120名。市のセンターの登録者数が2ヶ所で何名かという数値は把握できていませんが、平成20年度末の490名に、過去、毎年度100名ずつ増えていたことを考えると、3ヶ所合わせて、600名規模の登録者数になると思うのですが、どう考えても、その6~7割くらいしかいっていないような気がします。もし、大幅に減ってしまっているようであるならば、その原因を検証し、対応策を考えることが急務です。

 2番目に支援の実績があがっているかどうか?ということ。

 一番目に見えやすい新規就職者数でみると、「らいむ」の今年度新規就職者数は、延べ26名です。一度就職されたものの、離職された方が4名います。4名のうち、1名は、体調不良で今は、就労系事業所で働いています。残りの3名は、契約期間が満了となり、退職した後、別の企業に再就職を果たしています。就業期間のばらつきはありますが、単純に計算すると、職場定着率は、95%を超えています。

 町田市の障がい福祉事業計画における2009年度の一般就労の目標数値は30名です。2ヶ所の市のセンターともに、プロポーザルの応募書類では、この市の計画の30名を連動した数値を挙げていらっしゃいます。それぞれが目標数値を達成するようであれば、「らいむ」の実績を加えると、就労者数は、計画年度を2ヵ年前倒しして、2011年度の目標数値の60名に到達することも可能です。

 しかし、どう足し算しても、数字はそこまで伸びていないようです。プロポーザルの結果が出た後に、複数の市民の方からご指摘がありましたが、支援する障害者や企業との関係性が重視される就労支援は、土壌づくりに時間がかかります。「らいむ」も委託を受けた初年度は、まだ、精神障害者が雇用率のカウント対象に入っていなかったこともあり、特に精神障害の方の支援に苦労しました。(とはいえ、初年度も9ヶ月間で21名の新規就職実績をあげています)

 もし、ウィズ町田が、法人独自の就労支援事業を続けていなかったら、おそらく、今年度目標の30名に達しないどころか、前年度実績の21名も下回るような事態に陥っていたのではないでしょうか?

 就労支援の予算が増え、センターが2ヶ所に増えたにもかかわらず、そのような事態に陥ってしまったとしたら、結果的に、あのプロポーザルのやり方自体が大きな問題を抱えていたと言わざるを得ないのではないでしょうか?

 昨年、「事業仕分け」が話題となりましたが、「どんな事業を見直すのか」「どんな観点で見直すのか」「誰が見直すのか」「見直した結果が失敗に終わったとき、誰がどう責任を取るのか」等、当時の責任者の方が、はっきりとした考え方をもっていらっしゃったのかどうかが甚だ疑問です。

 年度末の結果が出たところで、もし、支援の実績があがっていないのならば、その原因の検証と改善策を真剣に考えることが必要であると思います。

 3番目の課題は、それでは、今後、どのように就労支援を進めていくか?ということです。

 1センターあたりの「適正規模」について、今回、課長から意見を求められたことは、これまで、ウィズ町田が提案してきたことがようやく「日の目」を見たといえます。

 「らいむ」が、今年度、非常に厳しい状況にありながら、昨年度以上の実績を挙げている一番大きな理由は、登録者数が「適正規模」の範囲内に収まり、一人ひとりに対する支援の量と質があがったことをおいて他にありません。

 ホームページの実績報告でも紹介していますが、今年度の一人あたりの支援件数は、昨年度の3倍に増えています。やや御幣がありますが、言い方を変えれば、登録者の人にとっては、今年度は昨年度の3倍手をかけてもらえるようになったわけです。

 ウィズ町田としては、職員4名体制の支援センターの適正規模は、200名が上限ではないかと思います。できれば、初年度は120名、2年目は160名の上限を加えたうえで、3年目に最大200名というのが理想です。就労支援は、就職してそれで終わりというものではありませんから、就職した後の定着支援や、もしもの場合の離職・再就職支援を考えると、やはり、200名が限界です。

 効果的に就労支援を進めていくためには、企業ばかりではなく、就労移行支援事業所等との連携が必要です。幸い、ウィズ町田には複数の就労移行支援事業所が法人内にあることで、「らいむ」との連携のもとに実績を伸ばしています。できれば、就労支援センターを就労移行支援事業所に併設するといったやり方が一番理想的です。

 2011年度の就労60名という目標数値を達成するためには、相当に大胆な手を打つことが今後、必要になると思います。

 200名規模のセンターを市内の就労希望者の増加とリンクさせるかたちで、3ヶ所、4ヶ所と増やしていく。就労移行支援事業所等とセンターの連携をより密接に図るようにしていく。更に、国制度の就業・生活センターを設置し(もちろん、ハローワークの管轄地域ごとに1ヶ所)、各センターをコーディネートする機能を持たせるといったことが考えられます。

 面談の登録者の方がいらっしゃったので、この続きはまた今度にします。

(天野)

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ウィズ町田のグループホームの職員を募集します。プラス「求人票の読み方」講座

 4月開所を予定しているウィズ町田初のグループホーム「みおん」。

 残り1ヶ月を切り、開設準備を急ピッチで進めていかねばなりません。

 朝一番で入った小金井のJC支援が、調整不足もあって、予定外に早く終わってしまったので、らいむに戻ってから、グループホームの職員募集の求人票をつくりました。

 「kyuujinn.doc」をダウンロード

 

 ハローワークの求人票をまねてつくってみましたが、本物のハローワークの求人票の場合は、フルタイムとパートタイムで少し書式が違っています。

 ここで、いつも「らいむ」の登録者にお話しているのと同じように、求人票の読み方を少し解説します。

 求人票は大きく分けると次の3つのブロックに分かれています。

 左上のブロックは、「会社情報」について紹介しているブロック。

 左下は、「選考方法」について説明しているブロック。

 右の大きなブロックが、今回の求人について詳しく説明している一番重要な部分です。

 左上の「会社情報」のところでは、会社の所在地や事業内容はもちろんですが、「従業員」の数のところや「加入保険等」のところをしっかり読むようにしてください。

 今回の求人票にはありませんが、「従業員」のところでは、従業員に占める女性やパートの人数も書かれています。ただ漠然と数を見るだけではなく、自分がこれまでに所属してきた集団をベースにして、全従業員数や男女比を具体的にイメージしてみると、会社の雰囲気をつかみやすいと思います。

 「加入保険等」のところは、通常、加入していないものについては、二重線で消されています。パート求人の場合は、健康保険や厚生年金保険に加入できないところも結構、ありますが、労災保険については、一人以上の労働者を雇用している事業主は必ず、加入しなければならない義務を負っています。また、パートであっても、週20時間以上雇用(働く)場合には、雇用保険に加入する義務(権利)があります。この2つが二重線で消されているような企業は、避けた方が無難でしょう。

 右の「求人情報」欄では、まず、「就業場所」をしっかり見てください。左上の所在地には通常、本社の住所が書かれています。実際に働くことになる場所が、本社の所在地と違っている場合もたくさんありますから、注意が必要です。面接を受けに行く前に、就業場所までの交通経路や所要時間を調べておくことは当たり前ですから、絶対に、手を抜かないように!

 「仕事の内容」については、あまり細かく書かれていない(例えば、「一般事務」とだけ書かれているような)場合もよくあります。そのときは、ハローワークの窓口から会社に問い合わせていただいたり、面接の場で聞くことはまったく問題ありません。遠慮なく質問することで、逆に「うちの会社(仕事)に興味を持ってくれている」と好意的に受けとめてくれる場合の方が多いので、しっかり確認してください。

 学歴、経験、資格、そして年齢についても、不足していたり、オーバーしている場合であっても、最初からあきらめてしまうことはありません。企業には人財を育てるという社会的使命もあるわけですから、「やる気」さえ見せれば、柔軟に対応してくれる場合もしばしばあります。事務職などでは、PCの基礎的スキルや経験を謳っていることもよくありますが、どの程度のスキルが必要かは、会社によってマチマチです。私もそうでしたが、本気で丸3日間費やせば、WordやExcelのソフトの使い方は最低限、覚えられます。(実質、丸1日でPowerPointを、天野以上に使いこなせるようになったすごい人もいましたよ!)

 今回の求人票の「就業時間」と「賃金」の欄は、少し読みづらいものになっていますが、通常はフルタイムとパートが別々の求人票になっていますので、これほど、わかりにくくはありません。①が正社員、②~④がパートの就業時間と賃金額です。

 「休日」に「他」とあるのは、土日祝日もグループホームは「営業」しているので、休日については、必ずしも土日祝日ではないということです。但し、週7日、休みなしに働くということではなく、「週休二日制」(平日休みもある)は守られています。また、有給休暇については、6ヶ月勤務した後に、保障されることが普通です。

 注意したいのは、右下の「通勤手当」の欄です。パートで勤務時間の短い場合には、通勤手当が支給されない場合もあります。よく早とちりして間違える人がいるのが、「実費」という表現。これは、労働者自身が実費を負担するのではなく、交通費の実費分が支給されるということです。通常は公共交通機関を普通に使った場合の運賃や定期代が基準となりますから、「タクシー通勤」や「ロマンスカー通勤」はだめですよ!

 最後に左下の「選考方法」。今回は、先に応募書類を送っていただき、書類選考をした後、面接を実施させていただきます。写真添付(スナップ写真やプリクラはだめです)の履歴書と共に、原稿用紙1枚程度の自己PR文を添えていただくことにしました。履歴書の「志望動機」欄に書ききれないことを書いて送っていただければと思っています。履歴書は必ず自筆で書くようにしてください。自己PR文は、PCを使えることをさりげなく、アピールする意味で、ワープロソフトを使っていただいても良いと思います。

 履歴書等の送付先と本社(法人本部)の住所が違っていますから、どうぞ、お間違えのありませんように!

 今週いっぱい、WEB上に、求人票を公開した後、一人も応募がないようであれば(カナシイ!)ハローワークに求人票を出すことにします。

 小さな法人のあまり給料も高くない求人ですが、やりがいだけはあふれるほどにある仕事だと思います。興味のある方は、ぜひ、ご応募いただけますようお願いいたします。

(天野)

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3人合わせて182歳のおやじバンドに元気をもらってきました

 グループホーム/ケアホームの申請書類を期限内に提出できた自分自身へのご褒美ということで、昨日の日曜日は、東京ドームで開催された「アリス」のコンサートに行ってきました。

 谷村新司61歳、堀内孝雄60歳、矢沢透61歳。3人合わせて「182歳」というコンサートだけあって、観客の年齢層も高い。周囲を見渡してみても、私より年長の方ばかり。1塁側内野席の42列目という席だったので、前を見ると、男性の頭は、白髪と薄毛のオンパレード! 圧巻でした。

 1981年の11月に、アリスとしての活動休止前の最後のコンサート会場が、まだ屋根などなかった後楽園球場。(この頃は、私もよく野球を見るために通っていました) 29年の歳月を経たこの日の「同窓会」に参加した観客は4万2千人。チケットが8400円だったので、掛け合わせると、入場料収入が3億5280万円。なんとも、すごいコンサートです。

 チンペイ(谷村新司)の「ただいま~」の声で、開演。そんなに、はまっていたわけではありませんが、懐かしい曲に思わず口ずさんでしまいました。1部が終わった後の休憩時間がなんと30分。チンペイいわく「トイレが近くなった皆さん」の群れが一気にトイレに押し寄せ、長蛇の列となります。悠長にタバコを吸っていたら、結局、トイレに間に合わず、2部に突入。(おかげで大変、苦しい戦いとなりました)

 ゲストの1組の沖縄出身の女の子3人組のバンドの3人の年齢の合計が「58歳」。アリスのメンバーのひとりの年齢にも達しないことに唖然としました。最年長ゲストは、アルフィーの坂崎幸之助で55歳。アリスよりずっと後から出た印象が強いアルフィーのリーダーですら、もう「アラカン」の年齢なんですね。

 数曲歌っては、チンペイとベーヤン(堀内孝雄)の饒舌トーク。寡黙な印象のあるキンちゃん(矢沢透)も結構、喋っていたので、3時から始まったコンサートが終了したのが8時。なんでも予定時間を1時間半オーバーしての出血大サービスコンサートだったようです。アンコール前のアリスメドレーが良かった。ギターボーカルのチンペイ、ベーヤンのふたりもすごいですが、ドラムのキンちゃんが本当に最後までよく持った。考えてみれば、チンペイ、ベーヤンのトークがキンちゃんのインターバルになっていたわけです。

 「遠くで汽笛を聞きながら」が終わって、アンコール前の最後の曲は、おなじみの「チャンピオン」。チンペイの「みんな座っていてもいいのかい?」という声かけで、会場のおじさん、おばさんが総立ちになり、手拍子で歌った「チャンピオン」、やっぱり最高でした!

 アンコールの1曲目は、デビュー曲の「走っておいで恋人よ」。「冬の稲妻」や「チャンピオン」などの時代のアリスしか知らない人には、びっくりするくらいバリバリの素朴な(なんかおかしな表現ですが)フォークソングです。

 ラストは、今回のツアー中につくったという「GOING HOME」という曲。私には、どうも24時間テレビの「サライ」とだぶって仕方ありませんでしたが、コンサートの余韻をみんなで楽しみながら終えるのには良い曲です。

 42000人のおじさん、おばさんを元気にしてくれた「おやじバンド」に感謝です。今日から3月、アリスのメンバーに負けないくらいエネルギッシュに年度末を乗り切りたいと思います。

(天野)

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