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2009年11月

「自立支援法」の廃止に伴い、今後の障害者施策はどのようになるのか? また、「新体系への移行」はどのように考えていけば良いのか?

 10月26日の臨時国会においてなされた、鳩山総理大臣の所信表明で、「障害者自立支援法」の「早期廃止」の方向性が示されました。これを受け、10月30日に、障害者団体の主催で開かれた全国大フォーラムでは、長妻厚生労大臣が挨拶に立ち、「障害者の尊厳を傷つけた自立支援法を廃止し、当事者の意見を反映させた新法を制定する」という謝罪と決意表明をおこない、1万人を超える参加者から熱い期待がこもった拍手を受けました。

 廃止の方向性が示されたとはいえ、明日から即、廃止というわけではありません。「廃止」するためには、自立支援法に代わる「新法」の制定が不可欠となります。①現在、新法の制定にむけて、どのような準備が進められているか、また、②新法による新たな制度がいつ頃スタートするのか、さらに、③自立支援法では、2011年度中に、新体系への移行が義務付けられているが、それはどうなってしまうのか、大変、気がかりなところです。

 昨日、開催したウィズ町田の理事会で、小野理事(本法人の「赤い屋根」施設長ならびにきょうされん東京支部事務局長)より「障害者施策に関するこの間の動向」に関する報告を受けましたので、上記の疑問に関わる点を中心に、ブログ記事として掲載します。

 ①現在、新法の制定にむけて、どんな準備が進められているのか?

 「福祉新聞」(11/16付)によると、与党は、「障害者権利条約」の批准に必要な国内法の整備をするために、「障害者自立支援法」も含めた現行の障害者制度を抜本的に見直す「障害者制度改革推進本部」を12月中に内閣に設置するよう政府との検討・協議を進めています。

 内閣に「改革推進本部」を設ける構想は、民主党が4月に参議院に提出した「障害者制度改革推進法案」で示され、衆議院議員選挙のマニフェストにも明記されていますが、法案自体は成立していないため、まず、閣議決定で、「改革推進本部」を立ち上げ、来年の通常国会での法案成立をめざす意向です。

 「改革推進本部」は、総理大臣を本部長として、すべての国務大臣により構成される見込みです。特筆すべき点は、「本部」のもとに「障害者制度改革推進委員会」を設置し、この委員会は、20名の当事者や専門家によって構成し、その過半数を当事者で占めるかたちにし、政策の立案段階から障害当事者がかかわれるような体制づくりが検討されていることです。

 組織上は、「本部」のもとに、「委員会」。さらに「委員会」のもとに、「各課題別専門委員会」が設置され、ここにも障害当事者が参画する方向であるということです。

 見直し・改革は、「自立支援法」の範囲にとどまらず、先にも触れたとおり、「障害者権利条約」の批准を視野に入れているため、「課題別専門委員会」は、4月の国会に提出され、廃案となった法案の条文骨子に則った約17の委員会が最終的に設置される見込みですが、「自立支援法の廃止と総合福祉法の制定の委員会」「差別禁止法の制定の委員会」「雇用・就労施策の見直しの委員会」など6つの委員会が優先して設置される見込みで、各委員会委員の人選も進められているようです。

 ②新法による新たな制度はいつ頃からスタートするのか?

 今年12月上旬には、上記の推進本部設置についての、政府見解が表明され、人員体制当の準備が具体化したところで、各種委員会も始動。1月中に召集される通常国会(会期は150日)の中で、「自立支援法」の廃止も含む「障害者制度改革推進法案」を提出し、この可決を持って、「自立支援法」の廃止の方向性と、推進本部ならびに委員会の法的根拠を明らかにする段取りのようです。

 「自立支援法」の廃止の方向性が決定しても、直ちに、「自立支援法」が効力を失うことにはなりません。おそらく、来年4月頃に、推進本部から、「制度改革の全体像とロードマップ(新法制定までの工程表)」が提案され、そのロードマップに沿って、新法制定への具体的な作業が始まります。

 現行制度全体を抜本的に見直すことになるため、膨大な作業量とともに、当事者の意見を十分に反映し、徹底した議論を尽くすための時間も必要となるため、新法のスタート時期は早くて、2012年4月から、場合によっては、更に1年近くの時間を必要とすることも考えられるようです。

 繰り返しになりますが、新法の制定、さらに新法による新制度実施までの間は、障害福祉サービスの実施にあたっては、現行の「自立支援法」が根拠法になります。すなわち、「応益負担」の考え方も継続されることになりますが、最低限、この間、実施されてきた「負担軽減措置」は、引き続き、実施されるようです。

 とは言え、障害者団体にとっては、「これで一安心」と、胡坐をかいていて良いというものではありません。新政権の発足という大きな政治的うねりもありましたが、新政権が「自立支援法」廃止の方向性を打ち出した背景には、「自立支援法訴訟」に代表されるように、「自分たちを抜きにして、自分たちのことを決めるな!」というスローガンのもと、声を上げ続けてきた障害当事者と福祉関係者による粘り強い運動の成果があります。この姿勢を継続し、運動を一層、前進させていくことが必要です。

 また、一方で、マスコミを賑わした「全精社協事件」など、障害者団体自身が、猛省し、教訓としなければならない出来事をしっかりと総括すること、さらに「障害者郵便制度の悪用事件」(「全精社協事件」も)などで露呈した「腐敗構造」にもかかわらず、機会があれば、巻き返しを図ろうと目論んでいる厚生労働省の(すべてとは言わないが)官僚に対しても、襟を正し、一貫して、立ち向かっていく姿勢を示さねばなりません。

 新法に基づく新制度のスタートは、早くて、2012年4月から、遅くとも、2013年4月からはスタートするというのが現時点での見込みのようです。

 ③「自立支援法」に基づく新体系への移行はどうなってしまうのか?

 新法による新制度スタートが2012年4月から、現行の「自立支援法」による新体系への移行期限が2011年度中(=2012年3月末まで)ということで、現在、まだ新制度への移行を完了していない事業所にとっては、ではどうすればよいのか、移行した方が良いのか、移行しない方が良いのかといった疑問が当然、湧いてきます。

 この件については、いまのところは、正直、まったく何も見えない状況です。都道府県や自治体によっては、「まず、自立支援法の『新体系』に移行しないと、新法による『新・新体系』に移行できない」といった話も出ているようです。実際に、自治体によっては、小規模作業所等に対する自治体独自の補助金制度が廃止されたため、泣く泣く地域活動センターへの移行を決断せざるを得なくなったという事業所も出ており、後戻りできない状況になっているところもたくさんあります。

 ウィズ町田の各事業所は、自立支援法の考え方そのものには批判的な意見を示しながらも、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」という姿勢で、敢えて、早い時期に新体系に移行し、制度内から制度の矛盾を突こうという戦術を取ることを選択しましたが、どんな戦術を選ぶかは、各事業者の自由な判断であると思います。

 ただ、ひとつ言えることは、どんな戦術を選ぶにしても、戦略的なところでは共通していることが大事であり、それはいうまでもなく、障害のある人を常に中心において、考えるということです。

 すでに移行したところも、まだ移行していないところも、どちらにとっても不利益や格差が生じることのないような新法による新制度のあり方を考えていくことが、もっとも理想的であり、われわれの目指すべき方向であると思います。

 

 正直、現時点では情報としてつかんでいても、100%、ここに書けないこともたくさんあります。だから、この記事に関しては、コメント、ご質問等は、受け付けないかたちにさせていただきますので、どうぞ、ご容赦ください。

(天野)

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ゼルビア、いよいよ最終戦。修行選手に「視力はいくつ?」と訊ねたら、「24」なんて、まさか、ぼけてはくれないか!?

 FC町田ゼルビアのJFL元年もいよいよ29日のニューウエイブ北九州戦で終了。

 前節で今季4位以内を確定し、来季からはギラヴァンツ北九州として、J2に参戦する相手チームを倒して、ぜひとも有終の美を飾りたい。

 「ギラヴァンツ」とは、なんともインパクトのある名称だが、イタリア語で「ひまわり」を表す「Girasole」と「前進する」という意味の「Avanzare」を組み合わせた造語だということで、「ゼルビア」と同じ系統だ。(「Z」で始まる「ゼルビア」という名称も、考えてみれば、相当にインパクトが強い)

 現在6位のゼルビアだが、最終順位4位以内は、さすがにちょっと厳しい。現在、4位の仙台との勝ち点差は3で、もし、仙台が負ければ、勝ち点では追いつくが、得失点差で8点リードされているので、少なくとも6~7点差での勝利が必要。

 5位の鳥取とは勝ち点では並んでいるが、共に勝利した場合、得失点差では18点も離されているので、20対0くらいのスコアで勝たなければ、逆転できない。

 そこで、まず目標は後期の1位。こちらの方は、2位の仙台との勝ち点差が2あるので、勝てば文句なし。仙台が勝ち、ゼルビアが引き分けた場合は、仙台が1点差勝利の場合は、同点になるが、2点差勝利以上の場合は、逆転されてしまう。だから、絶対に勝利!

 完封勝利を収めれば、もうひとつ手に入れることができる「勲章」がある。それが今季通算で、最小失点(=最強デイフェンス)チームという「勲章」。

 今季JFLのこれまでの33試合で、1試合1点以下の失点(つまり通算で33点以下)に抑えているチームは、30失点の北九州と仙台、そして、29失点のゼルビアのわずか3チーム。ここは、ぜひとも修行選手を中心にがんばってもらって、失点20点台を死守したい。

 上位チームは、さすがに失点も少なく、優勝した佐川急便が36失点。現在2位の武蔵野が33失点、5位の鳥取が36失点となっている。

 失点の少なさは、GKのがんばりだけでは、もちろんないが、多分、鳥取のサポーターの人たちは、修行選手が移籍したことを悔しがっているのではないだろうか? もし、29失点という数字であれば、今頃は、悠々J昇格を決めていたであろうから…。

 7月19日の、魂と涙の鳥取戦をはじめ、修行選手の熱いプレイは、観る者をいつも感動させてくれる。「良、良、もっと右や」等、酒井キャプテンをも呼び捨てにする大阪弁のコーチングが実に頼もしい。試合終了後は、鬼の形相から一転して、少し照れ屋の青年に戻る。やさしい笑顔が子供たちをひきつけて、離さない。

 ファインセーブを連発する守備のうまさはいうまでもないが、修行選手の凄さは、フィードの正確さにある。低く速い弾道で、的確に味方の足元にボールを送るキックは、Jでも十分に通用するはずだ。(マリノスのゲームを観戦する度に、敵味方通じて、GKのキックを観察するが、修行選手レベルのキックが蹴れるGKはそうそういない) あの距離感をつかめるのだから、視力が相当にいいのだろう。今度、機会があれば、「視力はいくつ?」と聞いてみたい。まさか、「24(しりょく=4×6)」なんて、ぼけてはくれないだろうけど(自分も「関西人」)

 「もしかすると、Jのチームに引き抜かれてしまうかも」と心配していたが、前節のゲーム後に配られたゼルビアの2010年ポスターに、酒井選手、石堂選手と並んで、中心に修行選手の姿があったので、少し、安心した。

 まだ、気が早いかもしれないが、JFL元年のゼルビアの今季MVPを選ぶとしたら、自分としては、間違いなく修行選手を選ぶだろう。(次点は、酒井キャプテン)

 北九州戦でも、魂のこもった熱いプレイを見せてほしい!

 無失点で抑えれば、JFLベストイレブンも見えてくるはずだ!

(天野)

 

 

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今年6月1日現在の実雇用率は1.63%。特例子会社の10年後を見据えた企業と福祉的就労の場の連携を考えていきたい

 今週は、祝日の月曜日に、本厚木にある会社でJC支援。火曜、水曜は、新しく法人内の就労移行支援事業所「美空」に通所することになった登録者の、通勤(通所)および作業所内支援に入るため、3日続けて、普段の日よりも2時間近く早く家を出る日が続いて寝不足気味。おかげで、通常の時間に戻った今日は、寝坊してしまい、昨日まで以上に慌しい出勤となってしまいました。

 「美空」の作業には、久しぶりに入ることになりましたが、利用者の人たちの「成長」には目を見張るものあり、驚きと喜びを感じました。特に女性陣の動きが素晴らしく、細やかな気配りができており、もう少し自信とモチベーションが上がれれば、具体的な就職活動を始める時期も間近に迫っていると、思いました。

 11月14日から、食品製造工場での採用が決まったNくんで、平成18年11月の開所以来、すでに21名の就労移行者をだしている「美空」ですが、朝礼の時間から、普通の福祉的就労の場とはちがった雰囲気があります。

 朝礼では、まず次(赤字)の「美空の決まり」を全員で大きな声を出して、復唱することから始まります。

 決まり

①あいさつはしっかりと

 「おはようございます」

 「ありがとうございます」

 「お疲れさまでした」

 「お先に失礼します」

②無駄なおしゃべりはせず、作業に集中する

③仲間と協力する

④各自が目標を持って取り組む

最終目標は、就労です

 企業などでは、当たり前に朝礼時に、社訓やミッション・ステートメントの復唱の場面がありますが、毎朝、声に出して、復唱することで、目標や課題がより自覚されることは明白です。

 最後の一言、「最終目標は、就労です」という言葉は、就労支援センターの職員としては胸にズーンと響きました。しかと受けとめさせていただきます。

 

 話は変わって、例年よりかなり早い時期(だと思うのですが)に、厚労省から今年のロクイチ調査(6月1日現在における障害者の雇用状況調査)の結果が、11月20日付で発表されました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002i9x.html

 詳細は、上記リンクからPDFファイルでご覧いただけるはずですが、以下、簡単にここでも紹介させていただきます。

・法定雇用率 1.8%に対して、民間企業の実雇用率は、1.63%(前年1.59%)、東京都は、1.56%(同1.51%)

・民間企業の規模別では、1,000人以上規模企業は、1.83%、500~999人規模企業は、1.40%、300~499人規模企業は、1.59%、100~299人規模企業は、1.35%、56人~99人規模企業は、1.40%となっており、56~99人規模企業のみ、前年値を下回っている。

・法定雇用率を達成している企業の割合は、45.5%(前年44.9%)、東京都は、31.1%(同29.9%)

・上の数字の裏返しの法定雇用率未達成企業の、東京都の割合は、68.9%で全国ワースト1。

・企業に雇用されている障害者数(ダブルカウントやハーフカウントがあるため、実数とは異なります)は、322,815.5(小数点があります!)人で、前年より2.2%(約7千人)増。障害別内訳と割合は、身体障害者 268,266人(80.6%)、知的障害者 56,835人(17.1%)、精神障害者 7,710.5人(2.3%)

・特例子会社の認定を受けている企業数は、265社(前年242社)、特例子会社に雇用されている障害者数は、13,306.0人(小数点があります)。障害別内訳と割合は、身体障害者 7,470人(56.1%)、知的障害者 5,473人(41.2%)、精神障害者 358.0人(2.7%)で、知的障害者の雇用の伸びが特徴的です。

・特例子会社の知的障害者の雇用実数は、3,831人、内1,647人(43.0%)は、ダブルカウントの対象となっています。

・仮にダブルカウントをしなければ、1.63%ある民間企業の実雇用率は、1.21%(前年1.18%)となり、これはダブルカウント制度の導入前の数値(昭和61年の1.26%)を下回ります。

 上記の報告内容から、以下3点の考察を自分なりに出してみました。

・経済不況による厳しい雇用情勢が続いているが、一般雇用と比較して、障害者雇用は、企業にとっても「聖域化」されている面があり、幸いにして、それほど大きな影響は受けていない。

・厚労省の発表では、タイトルに「厳しい雇用情勢の中、民間企業の障害者雇用は進展」とあるように、障害者雇用は伸びているというが、もし、ダブルカウントがなければ、雇用率は、ずっと横這い状況のまま伸びていない。1,000人以上規模企業の実雇用率は、法定雇用率を超えているが、ダブルカウントを除けば、実雇用率は0.5%下がり、この下げ幅は、規模別で最大となる。現在の障害者雇用の制度は、大企業偏重であり、経済不況とあいまって必然的に中小企業の雇用は伸び悩んでいる。

・特例子会社は、毎年20ヶ所以上ずつ増えているが、ダブルカウントの対象となり、かつ施設整備面で比較的配慮のいらない、知的障害者を求める企業が多い。業務内容においても似通った企業が多く、業務に対応可能な知的障害者について、東京など大都市部においては、「争奪戦」の様相にある。

 奇しくも、今日の夕方、都内T市にある特例子会社の方とお話する時間を持ちましたが、今月末で退職されるその方が一番心配されていたのが、10年後を見据えたときの特例子会社のあり方についてでした。

 現在、多くのの障害者福祉施設が抱えている利用者の高齢化と、障害の重度化・多様化といった深刻な問題が、おそらく、10年後を見据えたときには、特例子会社さんにおいても顕在化してくることは必至です。特例子会社とはいえ、採算性をまったく度外視した経営をおこなうことはできませんから、今はまだ若く、元気な人が、今後、加齢に伴い、障害が重度化し、働くことが難しくなってきたときに、どんな対応をすれば良いのかということについては、リスクマネージメントの上でも今から真剣に考えておく必要があると思います。

 大きなヒントをいただいたO社GMのSさんには、「これまで大変、お世話になりました」と感謝のご挨拶をさせていただきました。

 ところで、12月16日に財団法人東京しごと財団さんが主催する「特例子会社特別講座」に講師としてお招きを受けています。そのときには、こうした問題も踏まえて、企業と福祉的就労の場との有機的な連携のあり方について、お話をしてくるつもりでいますので、興味のある方は、しごと財団さんにお問い合わせをしてみてください。

 さて、明日も、朝一番から、メール便配達の支援、続いて、市内の企業でJC支援、戻ってきてから2件の面談をおこない、夜は、法人理事会とスケジュールがびっしりつまっています。う~ん、がんばらねば!

(天野)

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ゼルビア対TDK戦。今季ラストを飾るにふさわしい、清清しく、感動的なゲームでした

 昨日は、FC町田ゼルビアの今季ホーム最終戦。寒空の下、改修中の野津田には、1600名を超える観客が集まりました。来期からのJ昇格の夢が潰え、天気も最悪の中、集まったこの日の観客数がいわば、ゼルビアの「基礎票」に当たるサポーターだと思います。来季J昇格条件のの1試合3000名の観客数を満たすためには、この「基礎票」を倍にすることが一番大事。一人ひとりのサポーターが家族や友人を各自ひとりずつ誘ってくればいいわけですから、そんなに難しいことではないはずです。

 あとは、選手の皆さんが、今日のゲーム以上に、魂のこもったプレイを見せてくれれば、自ずとサポーターは増えていくはずです。

 昨日、観戦記を書こうと思って、PCを開いたら、故障でインターネットがつながらず、2時間かけて、ようやく復旧。今日も朝から、ジョブコーチの仕事が入って、出かけていたので、こんなに遅くなってしまいました。ゲームの結果や詳細は、他のサポーターの方のブログに詳しく触れられているので、もう、細かいことは書かないことにします。

 後期の1位、2位チームの対戦ということで、最初から好ゲームが期待されました。対戦相手のTDKさんも来季からは、企業チームから「ブラウブリッツ」として生まれ変わって、ゼルビアと共に、Jリーグ入りをめざして、しのぎを削ることになるチームです。

 御給選手よりでかい22番のDFの選手(189センチ)を筆頭に、がたいの良い選手が多く、「野武士集団」的な印象を受けました。前半は、ゼルビアのパスサッカーにやや翻弄されてしまったような印象を受けましたが、後半、特にDFの選手も上がって、パワープレーを仕掛けてきたときには、相当な圧力感がありました。退場者が出て、10人になったゼルビアとしては、ロスタイムの3分間がとても長く感じられました。

 御給選手のバズーガ砲のようなシュートと、山腰選手の華麗なダイビングヘッド(それを演出した飯塚選手のアシストも見事でした)が決まり、前半で2点を先制。今日こそは、「2点の壁」も超えられると思っていたのですが、後半、しっかりと立て直してきたTDKの怒涛の攻めに怖さを感じました。来季は、ぜひ、ワンツーフィニッシュを飾りたいものです。

 試合後、TDKサポーターから、「ゼルビアコール」。それに応えて、町田サポからも「TDKコール」。更に続いて、来季のチーム名の「ブラウブリッツコール」のエール交換がありました。とても素晴らしいことだと思います。

 今季、途中から、ずっとクルバの皆さんのすぐ横に陣取って、いっしょにゼルビアを応援させてもらってきましたが、ホームゲームはもちろんのこと、遠く、秋田や沖縄までもアウェーのゲームに参戦し、選手たちと共に「戦っている」姿勢には、本当に頭が下がります。ゲーム後、わざわざ、むこうから「ありがとうございました」と声をかけていただきました。こちらこそ、いっしょに楽しませていただいて、本当に「ありがとうございました」です。来季もお邪魔になるかもしれませんが、近くに陣取らせていただきますので、どうぞ、よろしくお願いします。

 昨日は、ゲーム開始前にもちょっぴり、ハラハラドキドキさせられました。同僚の娘さんが、フェアプレイフラッグの旗手として、グランドに登場。今季2度目ということもあって、登場してきたときは、落ち着いて旗手を務めていましたが、選手の写真撮影が始まると、なぜか、バックスタンドに投げキッスを送ったかと思うと、踵を返し、急にTDKの選手の方に走り出そうとするのですから…。

 一番最初に、彼女と出会った頃には、まだひとりで歩けず、車椅子に座っていた彼女です。4~5年前から、横浜Fマリノスの試合に出かけるようになってから、びっくりするくらいに変わってきました。最初の頃は、サッカーのゲームよりも、マリノスサポーターの応援を見るほうが楽しく、ゲーム中もあらぬ方向をずっと見ていましたが、いつしか、チャントに合わせて、声を出しながら、ゲームにも目を向けるようになりました。

 マリノスのエスコートキッズにも選ばれて、横浜国際(ニッサンスタジアム)のピッチにも2度も立っていますから、これはもううらやましい限りです。(1回目のときは、まだ歩行もおぼつかない時期でしたが、今のマリノスのキャプテンの河合選手が、逆に彼女をしっかりエスコートしてくれ、無事、大役を果たすことができました)

 今では、おかげさまで、自由に歩き回れるようになりました。それどころか、ニッサンスタジアムの外でやっているイベント時に、姿をくらまし、焦って、探しまわることもありました。サッカーを見る目も肥えてきました。特にレフリーへの野次は辛らつです。何を言っているのか多分、レフリーには分からないと思うので、助かっていますが、分かってしまうと、多分、「レッドカード」が出るくらい、汚く野次っています。

 今季、通いつめた成果もあって、ゼルビアのコールやチャントもしっかり覚えて、大声を張り上げています。でも、相手チームのコールが素晴らしいと、すぐにそっちにも反応してしまうので、クルバの皆さんにとっても、気の抜けない相当に「手ごわい相手」だと思います。そんな彼女が来季も参戦しますので、どうぞ、よろしく!

 試合後、選手の皆さんのサイン会がありました。疲れているにもかかわらず、また、とても寒い中、サポーターの一人ひとりと言葉を交わしつつ、サインをし続けた選手の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。前にも一度、書きましたが、選手との距離の近さが、何よりもゼルビアの魅力です。彼女も顔を覚えてもらっているようで、大好きな修行選手や酒井キャプテンから、声をかけてもらい、満足そうでした。

 残り1試合、スタジアムに駆けつけることはできませんが、来季につながる素晴らしいプレイを見せてくれることを願っています。

 勝又選手の復帰のシーンには、感動しました。10人で守るタイトな展開と、寒空の下でのプレイということで、ヒヤヒヤしましたが、ゲーム後のクールダウンで、全力疾走(速い!)している姿を見て、安心しました。過酷なリハビリを頑張りぬいた忍耐と努力はきっと今後のサッカー人生の糧になると思います。でも、今季はもう、あまり無理をせず、来季に備えて、英気を養ってください!

(天野)

 

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ブログ記事にいただいたコメントに対するコメント

 実は、私もそうなのですが、ブログ本編の記事は、熱心に読んでも、各ブログ記事につけられたコメントにまで目を通すことは、ほとんど、ありません。

 一昨日の本ブログの『そろそろ、後ろを振り返って、何が問題であったのかを考えてみる時期ではないでしょうか?』の記事に対する長文のコメントを「障害当事者の保護者の方」から、いただきました。

 「らいむ」としても、今後のとりくみの参考とすべき示唆的なご意見をいただいたと真摯に受けとめさせていただきました。感謝の気持ちを込めつつ、以下、コメントの全文(赤字の部分)を転載させていただくことにします。

「町田市に於けるこれからの就労支援について」

 昨年の就労支援センター公募問題の発生から、今年度の二つの新センター発足と「らいむ」による、3就労支援センター並立体制が出来あがるまでを、注視してきた障害当事者の保護者として一言申し上げたいと思います。

 まず公募の件については今更言うまでも無く、障害当事者の意見を聞かず、障害福祉事業計画審議会の批判も無視し、3000名に及ぶ署名による請願にも耳を傾けず、誤った方法で強行したことは批判を免れないことです。


 半年余りが過ぎた今言えることは、新センターの実績とらいむの実績の差に明確に現れたように(正確な数字は分かりませんが、新センターと「らいむ」では大差がついていると聞いています)、就労支援に於いては支援の継続性の重要性が証明されたということです。

 個々の障害者と支援担当者との密接な理解と信頼、就労移行支援施設との連携、そして企業との信頼関係など、どれも一朝一夕には出来ないことばかりです。それなのに積み上げてきたそのような財産をちゃらにして、ゼロから就労支援体制をリスタートさせようとしたわけですから、その無謀さは明らかです。もし「らいむ」が支援をやめていたら今ごろ町田の障害者の就職実績がどうなっていたか、と考えるとぞっとします。

 しかし、実際は「らいむ」が事業を継続してくれたおかげで、町田市の就労支援としては支援の継続性を失わずにここまで実績を維持でき、障害者へダメージを与えずに済んだと言えると思います。

 しかし、元々「らいむ」の事業は累積で2000万円の赤字だったと聞いていますので、その運営は今でも相当の負担になっていることは間違いないでしょう。いくら継続性が大事とは言え、いつまでも「らいむ」が事業を続けてくれるかは分かりません。障害当事者の側からは大いに不安を感じるところです。ここまで来たら、市役所としても何らかの手を打つべきなのではないでしょうか。

 以上の問題は問題として、二つの委託就労支援センターと一つの私設支援センターという三つの支援センターがあり、その一つが継続的に支援を担い、その他が新たに支援の拡大を担う、というカタチになっているのが町田の現状の就労支援体制であり、これ自体は他の自治体に比べて非常に手厚い体制と言えるわけです。だとすれば、この体制が効果的に機能するようにどう運営するかが、市にとってのこれからの大きな課題だと思います。

 その方法としては「三つのセンターを効果的に機能させること」に尽きます。

 そのためには、①それぞれが切磋琢磨する良い競争関係をつくること。②それぞれが持てる力を出し合うよい協力関係をつくること。このふたつをどうマネージするかが市の役割だと思います。

 ①のためには、それぞれの活動をオープンにして、誰もがその活動状況と実績を知ることが出来るようにすること。そのためにブログなど広報活動を実施すること。それぞれのセンターがハンディキャップを持つことがないように市として必要なサポートをすること。

 ②のためには、就労支援の情報とノウハウを共有し、スキルのレベル向上ができるようにすること。そのための協議システムなどを作ること。などが考えられます。

 いずれにせよ、障害当事者の側としては、市と三つの支援センターがしっかりとスクラムを組み、支援の最大化を実現してくれることを望みたいと思うのです。決して反目しあい、足の引っ張り合いにだけはならないように、心より望みます。そのためにも市の障害福祉課の役割は大きいのではないでしょうか。

(投稿: | 2009年11月19日 (木) 10時17分)

 「らいむ」としても、障害当事者の人たちにとっては、同じ市内に3つのセンターがあり、複数の選択肢があることは、とても良いことだと思います。(三多摩地域では、まだ、都制度の区市町村障害者就労支援センターが設置されていない自治体もいくつかあるのが現状ですから…)

 ただ、「3つのセンターを効果的に機能させること」に関しては、仮に町田市がそのような方向性を打ち出したとしても、「らいむ」としては、協力させていただく前段階として、一定の条件をつけさせていただくつもりでいます。

 まず一番は、コメントをくださった方も指摘されている「批判を免れない、無謀な決断」を下したことに対する市の責任を明確にする必要があるのではないでしょうか? 昨日のブログで議会の会議録を転載しましたが、配慮が足りず、もしかすると、現在の地域福祉部長や障がい福祉課長にご迷惑をおかけしてしまったかもしれませんが、「批判を免れない、無謀な決断」を下したのは、当時の部長、課長です。

 「らいむ」(と言うよりも天野の)発言や態度にも行き過ぎたところはあったと思いますが、結果的に、「らいむ」は委託をはずれ、厳しい運営を強いられている一方で、当時の部長は、福祉団体に天下り、当時の課長は別部署で昇進して、自分たちが判断を下したことについて、「後は知らん!」という態度を決め込んでいるようにしか見受けられません。これは、やっぱり許せないと思うのは私だけなのでしょうか?

 2つ目は、当時の「らいむ」が求めていた、ひとつのセンター当たりの適正規模と、その規模に見合う公費の適正額を明確にしてほしいということです。現在の「らいむ」の登録者数は約120名。支援者となる職員の数は常勤4名です。おそらく、現職員体制では、今の登録者数が適正規模です。新しいセンターさんが、現在、どのくらいの支援対象者がいるのか、7月から公開されているホームページを閲覧しても、そうした数字はまったく公表されていないので、まったくわかりませんが、伝え聞くところによると、1ヶ所あたりの登録者数は、「らいむ」よりもずっと少ないようです。

 11月12日に開催された福祉懇談会の席でも、現在の部長から、新しいセンターの現状は、この不況下で2ヶ所とも大変厳しい、特に主に精神障害を対象とするセンターの就労移行の成果はあがっていないという報告がなされたとのことです。そして、こうした現状に対して、てこ入れするために、10月から両センターに1名ずつ、職員を増員する予算をつけたということです。

 でも、考えるまでもなく、現在の経済不況による雇用情勢の厳しさは、市の2つのセンターのみならず、「らいむ」にも同様に振りかかっているものです。そんな状況下にあっても、「らいむ」は、前年度よりも、就労実績を伸ばしています。

 実績を伸ばしている「らいむ」に対する町田市からの公費は未だにゼロ。かたや市のセンターは、実績が伸び悩んでいることを理由に予算が増額され、おそらく2ヶ所合わせて、4千万円弱の公費が支給されています。この状態で、スクラムを組んで、協力し合うような度量の広さは残念ながら、今の私にはありません。

 福祉懇談会では、就労支援推進協議会の立て直しの話も出たということです。「らいむ」も含めた協議会を考えていきたいという発言もあったと聞いていますが、「それは、あまりにも身勝手でしょ!」というのが正直な感想です。新しく協議会の代表になられた方は、先日も、わざわざ「らいむ」に足を運んでくださり、「らいむ」の現状について、時間をかけて丁寧な取材をしてくださいました。この方は、私にとっても、障害者福祉や就労支援のとりくみの大先輩でもあり、学ばせていただくことが本当に多い尊敬できる方なので、何か要請されれば、すぐにでも動きたいというのが山々ですが、現状のままでは、どんなに動きたくても動きだせないというのが実情です。

 本当の意味で、推進協議会の立て直しを図るというのであれば、前代表下の推進協議会で起きた問題をきちんと総括することから始めることが必要ではないかと思います。少なくとも、公費ゼロの「らいむ」が、今の段階で、この協議会に参加する義務はまったくないのではないかと思います。(もちろん、その時間は、本来業務である就労支援に充てたいと考えています)

 コメントをしてくださった方は、「らいむ」と市の支援センターが、就労支援のノウハウを共有し、お互いに切磋琢磨し、スクラムを組んで就労支援を進めることを期待されています。もちろん、「理想的な形」はその通りであると私も考えています。しかし、現実問題を考えると、それは、やはり「理想」の域に留まってしまいます。

 「らいむ」を運営する「ウィズ町田」も、事業を継続するうえで、時として、政治的な動きを必要とすることがありますが、そんな場合においても、まずは、超党派を念頭に置き、個人的には思想信条が異なる方であっても、しっかりと対話や会話することを重要視しています。議論を尽くして、それでも理解が得られないのであれば、「それはそれで良し」と潔く、身を退きます。「ウィズ町田」の事業所が加盟している全国組織の「きょうされん」自体が、そのような性格を強く持った団体です。だから、間違っても組織として、新聞沙汰になるようなパーティー券の購入や政治献金などをおこなったりはしません。そして、そのような「汚いこと」を平気でやれたり、見過ごしたりすることができる人とは、同じテーブルに着いて、談笑する気持ちにはなれません。

 非常に歯切れの悪い終わり方になってしまいますが、今日はこれで終わりにします。ネットに公開しているブログの記事ということで、どうぞご了解ください。(「同じテーブルについて、談笑する気持ちになれない」人は、今日のブログ記事中に書いた人とは、関係がありませんので、どうぞ、誤解されませぬように!)

(天野)

 

 

 

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請願第4号が審議された3月の健康福祉常任委員会の会議録を読み直して、「振り返り」の視点を考えてみました

 昨日のブログ記事を書いた後、改めて、件の請願が審議された平成21年3月議会の健康福祉常任委員会の会議録を、町田市のホームページで読み直してみました。

 3月13日-01号の会議録のP40(議題)からP53(議題)の前の(委員長)発言までが、請願第4号に関わる委員会の審議となっています。

 各委員さんの鋭く、的確な質問に対して、地域福祉部長の答弁は「あれ」や「これ」やとしどろもどろ(のように感じます)。(そんな部長に、業を煮やしたのか?)途中からは、ほとんどが障がい福祉課長の答弁になっています。

 平成21年度も、すでに下半期に入って、2ヶ月弱。「らいむ」の上半期の活動実績については、先日(11月13日)の「就労支援セミナー」の席で、報告をさせていただきました。昨日も書いたとおり、そろそろ、「後ろ」を振り返ってみて、現状がどうであるかを確認しなければならない時期だと思います。

 請願が審議された委員会の会議録の答弁の中から、いくつかの発言をピックアップしてながら、私的に考える「振り返り」の視点を3点挙げさせていただきます。

 

◎障がい福祉課長 今度新たに4月以降委託する、お願いを予定しております2カ所の事業所につきましては、この事業については決して空白をつくるものではなく、継続して就労支援を行っていくものでございます。そうしますと、当然、障がいを持った方の支援はもちろんのこと、今まで受け入れていただいた企業に対しましても、やはり引き続きそこで継続して就労し続けるための支援を当事者の方、または企業に対しても行っていかなくちゃいけないというふうに考えています。それがいわゆる定着支援だと思っています。それは継続してすき間なく、空白なく行っていくことを今進めているという状況でございます。

(視点1)⇒4月以降、「空白」や「混乱」を生じさせることなく、就労支援事業が継続されてきているか?

◎障がい福祉課長 この就労支援に限らず、福祉のあらゆる事業については、やはり人と人とのつながりというのは確かに今おっしゃられたとおりだと思います。大事なものだと思います。また、就労支援についても、やはり信頼関係の上に成り立って、そして、信頼関係があるからこそそれが継続していくものだという考え方もよく理解しております。また、今回、新たな支援センター、新たな事業者がなって、そこでゼロからという形にはなりますけれども、しかし、やはりその受けていただく事業所につきましても、その点についてはやはり非常に細かい配慮をされておりまして、両事業所とも就労支援について全く経験がないというわけではございませんし、また、それに専門の職員の雇用も準備していると、職員の就労支援の経験のある職員の準備をしているという中で4月を迎えようとしておりますので、そういった中では新しい事業所にお任せして、私どもは安心してお願いできるというふうに見ております。

◎障がい福祉課長 やはりこれは事業の継続性と(事業者が)かわっても同じようにできるように持っていくのが市の責任だと思っております。ですから、これは新しい事業所になっても引き続き行えるように私どもも丁寧に対応していきたいと思っていますし、また相談に乗っていきたいと思っております。

(視点2)⇒事業者が変更しても、昨年度までと同等の支援が実施され、同等の実績が上げられているか?

◎障がい福祉課長 安心して支援が受けられる仕組みの構築の何を構築ということかということと思うんですが、やはり説明会の機会を設けて納得して事業者が選択できると、そしてまた、安心して支援が受け続けられるように、つまり、そういった選定をする過程においても、いわゆる障がい者ご本人、それからご家族の意見も取り入れていただきながらこういったことを進めていってほしいということを私はこの請願の中で理解いたしました。そう受けとめております。

(視点3)⇒町田市の障害者就労支援施策や福祉施策に、障害者本人や家族の意見が取り入れられるようになったか?また、それらを反映して、施策は進んでいるか?

 「振り返り」をおこなった結果、もし、期待していた効果があがっていないようであれば、一体、誰がどのようにして、責任を取るべきなのかということも併せて考えてみる必要があると思いますが、さて、どうでしょうか?

(天野)

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そろそろ、後ろを振り返って、何が問題であったのかを考えてみる時期ではないでしょうか?

 土曜日から首のスジを違えてしまって、「後ろを振り返れない」日が続いています。意識的に「後ろを振り返らない」のであれば、「オレはいつも前向きに生きているんだ」と胸を張れるのでしょうが、「返らない」のではなく、「返れない」ので、無理に返そうとすると、七転八倒の痛みなのです。

 日曜日に整体に行って、ギャーと悲鳴をあげてきたものの、今回ばかりは、悲鳴のあげ損で、そんな状態にもかかわらず、昨日は、朝一からJC支援で、午前を通して、ダンボール箱の上げ下ろし約100個。午後から、「らいむ」に戻って、おふたりの方と面談。先週末に「就労支援セミナー」が終わって、資料づくりも一段落と思ったのも束の間、今週末には、江東区の方で、講演の依頼を受けているため、新たな資料づくりのためにPCとにらめっこ。「骨子のレジメだけでも明日中にほしい」という依頼を受けて、結局、資料をメールで送れたのが、23時過ぎでした。

 今日は、朝一番に来客対応、続いて、面談。午後は、忙しさにかまけて、すっとんでいた予定も含めて、4名の方の対応。合間を縫って、法人本部との会計のやりとりと、JC支援関連の職業センターさんとのやりとり、プラス11月20日に予定が入っている企業ミニ面談会の準備と、「見たくもない」PCに首ったけ。さすがに、相当参っています。

 でも、今日の午前中のTさんとの面談。多分、これまでに50社くらいの面接を受けたと思うのですが、何度、失敗してもめげることなく、がんばり続けて、この度、ある企業さんでの採用が決まり、連休明けから働き始めるという話を聞き、本当に嬉しくなりました。入社手続きの後、すぐに勤務の予定ですが、ご本人の頭の中には、「まず、入社のご挨拶をしてから、デスクに向かう」という流れがすっとんでいて、そのことを指摘すると、焦りまくっていたのが、親ほど年の離れている天野としては、なんとも可愛かったです。

 「入社のご挨拶」をいっしょに考えて、その後、「立ち稽古」を敢行。不安をいっぱい感じながらも、こちらの話に真剣に耳を傾け、素直に受け止め、「立ち稽古」に励むTさんの姿を見て、口ではからかいつつも、なんだか、胸がいっぱいになりました。

 13日の「就労支援セミナー」のときに、就職の報告をさせていただいたNくんに続いて、Tさんで、今年度のらいむの新規就職者の方は23名になりました。正直、もう数字など「どうでもいいや」という感じです。

 少々(かなりか!?)、お酒も入っているので、敢えて、書いてしまいますが、13日の「就労支援セミナー」のアンケートでもご要望のあった新しい市の支援センターさんと「らいむ」との実績比較をすれば、言葉は悪いですが、おそらく、「らいむ」の「圧勝」でしょう。

 その理由は、ごく単純で、就労支援は、障害のある方と支援者との信頼関係、支援機関と企業との信頼関係を基礎に成り立っているからで、そうした「信頼関係」は、一朝一夕に生まれるものではないからです。

 今年度、残り5ヶ月弱。万が一、2ヶ所合わせて、公費約4千万円を受けている市のセンターが、公費ゼロの「らいむ」の実績を大幅に下回るようなことがあれば、それは大きな問題になるのではないかと思います。その時、いったい誰が責任を取るのかそろそろ考え始めなくてはいけない時期なのではないでしょうか?

 今年の3月議会で、町田市の今後の就労支援のあり方に不安を感じる市民の方から提出された請願(…その請願趣旨は、「当事者、家族に十分な説明を求める」という内容であり、「らいむ」うんねんというものはありませんでした)に、なぜか、唯一、「反対」(不採択)の意思表明をされた方がいましたが、この方が、同議会中の「予算に関する質疑」の中でも、「らいむ」に対する不見識な発言をされていたことに対しても、「公開質問状」のかたちで、その真意を確認させていただきたいと考えています。

(町田市議会会議録 3月12日ー第7号における22番議員による下記の発言)

次に、2項目め、2点目の心身障がい者援護費の関係です。
 今回の事業委託に関しては、事業者の選定方法も含めて、いわゆる5年経過をしたので、その契約見直しの時期だということと、前回最初のときと同じプロポーザル方式で事業者を選定したということでありますので、妥当性、非常に適切なやり方だった、こういうふうに担当は理解をしているようであります。
 がしかし、この事業委託を2回目見直しをして行ったことによりまして、今、現場はとても混乱をしている。ちょっと言い方は辛らつになっちゃうんですけれども、現受託事業者と4月以降新たに事業を受託する事業者間で、外から見るとトラブル的な状況になっているというのが、実はインターネットのホームページを通じて配信されているんです。
 新たに事業を受けられた事業者の皆さんは、決して今の事業者を隅っこに追いやって、この事業をとっちゃおうなんて、そういうあれではなくて、先ほど部長がおっしゃったように、公正公平な選定方法、プロポーザル方式に手を挙げて、所定の手続を踏んで、それで選定をされた事業者ですから、言われなきことも含めて非常に心を痛めている。でも、じっと我慢をして、利用者の皆さんが、自分たちが事業を受けた後、余り心配なく混乱なくやっていけるようにということで、今一生懸命準備作業をしていただいているわけなんですが、事業者の皆さんのモチベーションが下がってしまうような、そういった行為が一方であると。こういうことであります。
 この辺について、担当者はそういう状況も含めて把握をされていらっしゃるのかどうか。また、どういう対応をしていらっしゃるのかどうか、その辺についてお聞かせいただきたいと思うんです。
 それで、就労生活支援事業は、先ほど言ったように補助事業じゃありません。委託事業ですから、本来、この事業を受ける事業者、団体は通常行っている授産事業ですとか、こういったものとは違って、発注者である町田市がこの事業の目的、あるいは事業の必要性、あり方、こういったものをしっかりと協議を重ね、検討を重ね、その結果を忠実に実行していただくと。委託事業というのは、恐らくそういうものなのではないかと私は思っているんです。
 ですので、今回のこの5年間行ってきた就労生活支援、この目的には、もう一歩、先ほど19番議員だったですか、やっぱり同じ質疑で、そのときに部長は、目的は何という問いに対してお答えになっておりましたが、一方で、この事業を通じて地域のネットワーク、こういった障がいを持っている方たちの就労とかケア、就労した後のケア体制をいろいろなノウハウや経験を持っている団体なり関係者なりに、皆さんで少しずつ力を出し合っていただいて、地域ごとにネットワークをつくっていこう、これを隠れた目的に始まったというふうに私は理解をしています。
 といいますのは、私は以前、企業内授産という質問を一般質問でしまして、そのときに、就労支援、生活支援についてはいろいろな方たちの協力を得て行っていきたいんだと。町田市は非常にやる気を持ってこの事業を始められたというふうに私は記憶しているんです。ですので、この5年間の中で、今回改めて5年たった、ただ単にルーチンとして事業者選考したんじゃなくて、何か別に評価をし、検証をする中で、何か不都合とは言いませんけれども、不十分なところがあったのではないかという気がしてなりません。
 今のセンターを見てみますと、今言ったセンター機能というのが私は十分に働いていないんじゃないかとずっと思い続けてきているんですが、その辺について、担当者の方のご所見をお聞かせいただきたいと思います。

(天野)

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150名の方にご参加いただき、就労支援セミナーを成功裡に終えることができました。皆様に感謝です。

 昨日、開催の「社会福祉法人ウィズ町田 就労支援セミナー(第1回)」には、冷たい雨が降る中にもかかわらず、150名の方に、ご参加いただき、ありがとうございました。

 ご講演をいただきました株式会社京王シンシアスタッフの村山社長、お手伝いをいただきました同社。武田様に、厚く御礼申し上げます。

 村山社長のご講演の内容については、後日、ウィズ町田の広報紙等で改めてご紹介をさせていただきます。

 また、アンケートにもたくさんの方にご協力をいただきました。「ウィズ町田の就労支援のとりくみ(報告)」について、頂戴いたしましたご意見・ご感想をここで紹介させていただきます。

 「就労支援だけでなく、生活支援、定着支援も大切にされています。非常に感心しました。大変なご苦労があると思いますが、頑張ってください」(保護者の方)

 「障害者の就労に着実に実績をあげていらっしゃって、期待しています」(保護者の方)

 「いつもお世話になっており、感謝しています。これからも益々の充実したご支援をいただけますよう、天野様はじめスタッフの皆様、お体をご自愛されながら、また、よろしくお願いいたします」(保護者の方)

 「就労支援センターという役割が良くわかりました」(保護者の方)

 「就労支援センターと就労支援事業所が両方あり、それぞれの強みをいかして連携できることはとても大事だと感じました。また、障害や年齢を問わず、支援をおこなうことができているのはすごいことだと思います」(就労支援機関の職員の方)

 「らいむの活動が理解できました。次回は、掘り下げた内容を期待しています」(福祉施設の職員の方)

 「市内の他の就労支援センターの実績とらいむとの比較の報告をしてほしかった」(福祉施設の職員の方)

 「公的センターであった頃より、らいむさんには、本校の在校生、卒業生が大変お世話になり、個別のニーズに応じた手厚い支援はすばらしいと思っておりました。そして、民間センターとしての継続を決意されたこと、民間となってからますます実績をあげられていることにウィズ町田さんの志の高さを感じております。また、就労系事業所においても、いち早く、新事業の特性をいかし、福祉から就労の流れを実践として作られたこと、しばらしいと思います」(特別支援学校の教員の方)

 「様々な機関が協力しあい、みんなで支える就労支援をめざしていきたいと感じます。いつも、期待しています」(その他の方)

 「最後のアフラックのまねで緊張がほぐれた」(当事者の方)

 また、報告の最後にお話させていただいた「たまり場」づくりについても、たくさんのご意見をいただきました。

 「登録しつつも、就労意欲が高まらず、まったく申しわけないのですが、なんとかモチベーションを作っていきたいです。『たまり場』もそういう人が行ける場であってほしいです」(当事者の方)

 「月に1~2回くらい、スポーツや運動をしながら、日々のストレス解消ができれば、一番良いと思います」(当事者の方)

 「自分は将棋が趣味なので、対局相手を待っています」(当事者の方)

 「就労していると、かなりのストレスがあると思います。立ち寄って気分転換できる安心な場所はいいと思います」(保護者の方)

 「月1回では目的から遠い。1週間に1回お願いしたい」(保護者の方)

 「親も一緒に輪に入れてほしい。他の方の悩みやとりくみ、考え方も知りたいのです」(保護者の方)

 「たまり場の開設は良いと思います。日頃の悩みなど話し合える場であればと思います」(福祉施設の職員の方)

 「開設する目的、たまり場でおこなうことがよくわからない」(福祉施設の職員)

 「たまり場のように一般就労している人が横につながる場があることは長く働くために必要」(福祉施設の職員)

 「たまり場事業はとても有意義と思います。定着して、回数も増えていくと良いと思います」(行政関係者の方)

 「たまり場は情報交換のとても重要な場所になると思います。その場所にらいむの登録者以外の参加は可能でしょうか?(会費は払います)具体的には、養護学校の卒業生の話を聞くために、学校関係者が顔を出すことは可能でしょうか?」(特別支援学校の教員の方)

 

 皆様からお寄せいただいたご意見やご要望を参考にさせていただきながら、ウィズ町田として、就労支援のとりくみを一層、すすめていきたいと考えております。

 今後とも、引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

※会場に黒い帽子(「Kaepa」の文字と星条旗の刺繍入り)の忘れ物がありました、お心当たりのある方は、ご連絡ください

(天野)

 

 

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ご参加のお申込はお早めに! 13日の就労支援セミナーの参加申込が100名を超えました

 このブログをアップできる頃には、いよいよ明日(11月13日)に迫ったという形容詞がつくであろう社会福祉法人ウィズ町田主催の「就労支援セミナー」。

 今日も、私が報告を担当する「らいむ」を中心としたウィズ町田の就労支援のとりくみについての資料づくりに朝から四苦八苦しています。昼間は、通常のとりくみがあるので、勢い資料づくりの大半は、夜になってしまうのですが、夜も9時を過ぎると、さすがにパソコンの画面を見る目が疲れてきて、長続きしません。

 それでも何とか八合目くらいにまでは、たどり着けたようで、明日、最後の追い込みをかけたいと思っています。(とはいえ、明日も企業訪問&面接同行1ヶ所、面談1件、通院同行1件の予定が入っているので、夜の時間が勝負です)

 今回のセミナーのご案内も、時間が足りず、それほど手広く声をかけるところにまでは至っていませんが、大変、ありがたいことに、すでに100名を超える方からご参加のお申込をいただいています。何分にも定員180名という、それほど大きくない会場ですから、可能であれば、事前にお申込いただけた方が良いかと思います。(本来なら「立ち見大歓迎」といきたいところですが、消防等の関係もあるので)

 当日は、あまり肩肘張らないで、リラックスした気分で、講師の先生のお話が聞けるよう、また、参加してためになった、良かった、そして、何よりも楽しかったといっていただけるよう、運営にも趣向をこらしていきたいと考えております。生憎、お天気の方はあまりよくないようですが、どうぞ、お足元にお気をつけてご来場ください。

 「seminar_guide.doc」をダウンロード

 

 「就労支援セミナー」の詳細については、上記のチラシをご覧になってください。

 たくさんの方のご来場をお待ちしております。

(天野)

 

 

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戦いから学ぶべきことがたくさんあったソニー仙台戦

 開始1分、右サイドの斉藤選手から絶妙のクロスがあがった瞬間に「これは行ける!」と予感する動き。最後はGKがはじいたボールを御給選手が押し込んでゴール。

 「お~、今日は大量得点か?」という期待がふくらむ一方で、嫌なデータが頭を過ぎる。これまでゼルビアのホーム15試合で、2点以上の得点を上げたゲームは、わずか1試合。そう、なぜか、ホームで点の取れないゼルビア。野球でいう「スミ1」ではないけれど、「もしかして、今日もこの1点で終わってしまうのでないか!?」という不安。

 さすがにゼルビアサポーターもよくご存知で、「残り89分、このままで終わってしまうんじゃない?」なんて声も聞こえてきた。

 「でも、そんなことは、思っていても、絶対言ってはいけません。すぐに、現実になってしまうんだから…」

 前節ホームの多摩陸上競技場のボコボコの芝に比べると、野津田のピッチはまるでビロードの様。一生懸命、芝の手入れをしてくださっているグランドキーパーの方には頭が下がります。本来なら、感謝の気持ちで、この芝状態を優位に生かすべきゼルビアですが、皮肉にも華麗なパスサッカーを展開したのは、ソニー仙台の方。

 前回の武蔵野戦でも感じましたが、さすがに、この時期まで、JFL上位の順位に位置しているチームは、やっぱりうまいです。今のゼルビアに足りない何かを必ず持っています。武蔵野にしても仙台にしても、ボールに意志が込められているというか、パスをつなぐ各選手の頭の中に、ゴールにむかうまでの道筋が、共通のイメージとしてしっかりと描かれているようです。

 「あのスペースに走りこめば、必ずパスが来る」「あそこにパスを出せば、必ず、受け手がいる」と信じて、パスを出しているので、時間の無駄がなく、展開がとても、スピィーディーです。一方、ゼルビアの選手は、まだパスの出し先を探していることが多いように思えます。その間に詰め寄られてしまうので、どうしてもパスの精度が落ちてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 今日のゲームは、試合開始直前の3分間と、ラストの5分間を除けば、完全にソニー仙台にポゼッションを握られていました。前半だけでも多分、10回近くのCKのチャンスを相手に与えていたのではないでしょうか?  

 それでも、なんとか引き分けたのは、シーズン後半に近づき、JFLの戦いにも慣れ、やっぱり、ゼルビアも力をつけてきたからだと思います。

 前半終了間際の、1番得点を与えてはいけない時間に失点してしまいましたが、味方DFに当たって、ふわりとループ気味に決まった相手ゴール。あれは、どんなGKでも取れません。

 後半の石堂選手の直接、ゴールを狙ったFKが、もう少し落ちていれば、CKからの森川選手のヘディングシュートの頭に当てる角度があと少しちがっていれば、ゼルビアが勝利していたかもしれません。でも、「運」を引き寄せるものやっぱり実力のうちなんですよね。

 悪いほうの予感があたってしまい、結局、今日も勝利できずに終わってしまいましたが、前回の武蔵野戦に比べれば、ずっと面白いゲームでした。

 酒井選手が相変わらず、走っていました。最年長の彼が、多分、チームの誰よりも多く走っています。ゲーム後のふれあいサッカーのときは、足を引きずっていましたが、それでも用具を自ら運び、子供たちに優しいまなざしを向けていました。プロ中のプロです。

 石堂選手の調子があがってきたように思います。もともと高いポテンシャルを持っている選手です。サインの横に「感謝」の文字を入れるようになってから、きっと、何か感じるものがあったのだと思います。がんばってほしいです。

 森川選手が入ると、やっぱりチームの雰囲気が明るく、元気になります。酒井選手のブログに書かれていた「S」サイズのシャツの話は、何度、読み返してみても、笑ってしまいます。プレイでは、「S]サイズではなく、のびのびと「XL」サイズをめざしてください。

 残り3節。今日、北九州を4対2で破ったTDKも含めて、2011年度のJをめざすためには、超えなければならない高い壁との戦いが続きます。高い目的意識を持って、試合に臨んでほしいと思います。

(天野)

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「美空」の利用者・職員に「お疲れ様」と「ありがとう」の言葉を送ります

 ウィズ町田が運営する就労移行支援事業所「チャレンジドワーク・ウィズ 美空」。

 昨年の秋に、NHKの福祉ネットワークで紹介されたので、その活動をご存知の方も多いと思います。

 http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0810/81020.html

 ↑「福祉ネットワーク」の番組ホームページです。「らいむ」の名称、所在地、連絡先は当時のもので、現在は、変更していますので、お間違えのないように…。

 「美空」の一番の特徴は、事務所は町田にあるものの、普段の活動は、町田を離れ、川崎市宮前区にある川崎北部市場の中の企業さんに出向しておこなっていること。また、就労移行支援事業所の役割である一般就労への移行者を、平成18年11月の開設以来、延べ20名送り出していることが挙げられます。

 「美空」の作業は、青果のパッケージ作業。スーパーや生協で販売される野菜や果物のパッケージ作業を、企業さんから請け負うかたちでおこなっています。利用者の人たちは、毎日朝8時30分開始の作業に合わせて、電車とバスを使って、「自主通所」のかたちで「美空」にやってきます。町田からだと小田急線で向ヶ丘遊園駅まで、そこからバスに乗り換えてさらに約30分の道のりです。町田駅までバスを利用しなければならない人の場合だと、7時過ぎには家を出ないと間に合わない距離です。このように、「美空」に通うこと自体がまず大変ですが、毎日、通所することで、一般就労には欠かすことのできない「通勤の力」が必然的に身につくことになります。

 作業の終了時間は、一応16時30分になっていますが、その日の注文数によって変わってきます。夏頃までは、作業量も少なく、お昼前に終了する日も多かったのですが、秋になってからは、作業量が倍増し、残業しなければこなせない日が続くようになっています。(職員はもちろん、利用者の人の中にも、最終バスがでる時間まで、残業する人がいます)

 休日は、木曜日と金曜日で、土曜、日曜日は出勤になります。加えて、平日に比べると、土曜、日曜日の作業量は1.5倍から2倍になります。

 今日は、らいむの職員3名が「美空」の作業の応援に入りました。と言うのも、年に1度、「美空」のある川崎北部市場を会場に、「区民まつり」のイベントが開催されるため、明日の日曜日は、市場で仕事をすることができなくなってしまうため、2日分の作業を土曜日中にやってしまわなければならなくなるからです。

 結局、この日の作業が終了したのは、日付の変わった午前0時30分でした。私は午前中は所用があって、参加できず、「美空」に到着したのが、午後3時過ぎでしたから、約9時間の作業でしたが、「美空」の職員たちと、朝から応援に入った「らいむ」の職員は、実に16時間の作業になりました。1年に1度のこととはいえ、本当に頭の下がる思いです。

 利用者の人たちも、それぞれが時間の許す限り、がんばってくれました。結局、最終バスのでる20時30分まで、がんばってくれた人が4名。本当に本当にお疲れ様でした!

 「らいむ」で、「美空」の利用者の人たちの就労支援をするにあたっては、企業面接のときなどに、このような「美空」の活動内容をお話し、「がんばりの利く」長所を最大限伝える努力をしています。でも、本当は、企業の方に、直接、「美空」でがんばっている姿を見ていただき、目に留まった利用者の人をどんどん「青田買い」していただきたいというのが本音です。

 ヘトヘトになって、「らいむ」に戻ってきたのが、午前1時30分。「美空」の利用者の人たちのがんばっている姿と、16時間勤務を最後まで笑顔でこなしてくれた職員に感謝の気持ちを伝えたくて、私もひとがんばりして、ブログの記事を書くことにしました。(そんなわけで、現在、午前4時)

 多分、今頃はもうみんな夢の中にいるのでしょうが、「お疲れ様」と「ありがとう」の言葉を送ります。

(天野)

 

 

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とてもハードな一日でしたが、今日で、今年度の新規就職者が21名になりました。

 今日は(も?)ハードな一日でした。

 朝一番からは、本厚木でJC支援。9月下旬に採用が決まってから、職業センターのJCさんとペア支援のかたちで、この間、集中支援に入っています。私が担当しているのは週明けの月曜日の支援。ご本人の仕事は、アパレル関係のバックヤードでの仕事ですが、業種柄、土日にドーンと商品が売れて、週明けの月曜日には、大量に新しい商品が入荷してくるので、ご本人の作業スペースを確保することからして大変な状況になっています。そのため、ご本人の不安も強くなってしまうので、支援の目的の第1は、不安を軽減させること。私がいっしょに現場に入り、バタバタと動いているだけでも、ご本人は安心できる様子です。

 12時過ぎに支援を終えて、本厚木から、町田へ。いつもの吉牛で昼食をかっこんで、「らいむ」に戻ると、職員から、「インターネットがつながりません」という訴え。実は、先週も、同様のトラブルが発生し、結局、接続用のソフトをインストールし直して、ようやく復旧させたということがありました。今日は、そこまでいかず、LUNケーブルをさしなおして、PCの再起動で復旧しました。

 14時に事務系職種のスキルアップ訓練にきたスワンの利用者に、準備しておいた今日の課題(業務内容)を提示したのも束の間、東京都の福祉保健局から「スワン」「美空」の関係で問い合わせの連絡が入り、対応。会計関係の書類を送付しなければならないことになり、PCをカチャカチャいじって、必要な書類を打ち出し送信。それが片付いたところで、ハローワーク町田さんに連絡を取らせていただき、先週末に職場実習が終わって、採用が決まった人への、紹介状の発行を依頼。その回答を待つ間に、不在の間に届いたメールの何本かに返信を送りました。

 ハローワークさんから連絡が入り、紹介状の発行がOKということになり、私が行けないので、他の職員にハローワークに行くことを指示。15時に、PCのスキルアップ訓練のために、身体障害の新しい登録者の方が来所されたので、17時過ぎまで個人指導。この方の知り合いの企業さんが就労の受入れを考えてくださるというので、日程調整して、来週の訪問日程が決定。そのときまでにPCで履歴書を作成しておこうということで、次回のスキルアップ訓練の日程を調整。

 17時半から、さきほどハローワークさんに紹介状の発行を依頼した登録者の方の就労支援のため、職業センターのカウンセラーさんに来所していただき、ご本人を交えて、JC支援の打合せ。19時過ぎに終わったところで、次の面談予約の方がすでに来所しており、20時まで面談。その間にも、いくつか緊急の連絡等が入り、「もういい加減、ちょっとでいいから、休ませてほしい!」という感じになっています。

 とは言え、先週に3日間の職場実習をおこなったSくんの就職が決まり、これで今年度の新規就職者は21名になりました。今日、打合せさせていただきましたが、SくんのJC支援には私が入ります。そのために、まず事前に支援計画書を作成し、職業センターさんの承認を受けるという「大仕事」があります。

 もうひとり、15時からPCスキルアップ訓練に来所された、Gさんの就労についても、職場に制度の活用の仕方等について、ご説明させていただいたうえで、JC支援の制度を活用していただけるようご提案をさせていただきたいと思っています。制度の活用如何はとにかくも、採用はほぼ決まりそうなので、これで22名になります。

 11月13日の、就労支援セミナーでは、「公費ゼロ」で奮闘している「らいむ」のとりくみを胸を張って、皆様にお伝えできるよう、更にがんばっていきたいと思います。現在21時30分、これから、もう何件か、連絡を入れたり、メールを送ったりという仕事が続きます。

 11月13日の「就労支援セミナー」のご案内を再度、貼らせていただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

「seminar_guide.doc」をダウンロード

(天野)

 

 

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