市内の病院デイケアで、精神障害のある人の雇用や就労支援についてのお話をさせていただきました
今日の午前中は、町田市内にあるA病院のデイケアのスタッフさんから依頼を受けて、メンバーの方を対象に、「精神障害者の就労・雇用の現状と課題」というテーマでお話をさせていただきました。
A病院のデイケアには、現在、93名の方が通われているとのことです。スタッフの方が就労支援にもとても力を入れていらっしゃるようで、9:30~15:00までの活動時間中は、基本的に、途中での入退室ができないというシステムは、活動に参加してもしなくても自由というところが比較的多いデイケアのとりくみとしては、珍しいのではないかと思います。
就労をめざすメンバーの人たちのプログラムとして、ジョブクラブという活動があり、今日の依頼も、就労支援に携わる機関の人間から、精神障害のある人たちの就労や雇用に関わる話を直接、聞いて、刺激を受けてほしいというスタッフの方々の思いが背景にあるようでした。
1時間強の時間、障害者雇用の法律や制度、雇用の現状、らいむの支援サービスの紹介、実際にこれまでにらいむの支援を受けて民間企業に就職した精神障害のある人たちの特徴や傾向、就労に向けて身につけていくことが必要な力、就労に向けての自己チェックシートの活用といった内容で、天野と竹内からお話させていただきましたが、真剣にメモを取りながら、話に耳を傾けてくださる姿勢には、皆さんの就労に向けての意気込みを感じ、とても感動させていただきました。
最後に質問の時間を設けたところ、たくさんの方が積極的に質問をしてくださったことも私たちにとっては、とても嬉しいことでした。
今日、お話させていただいたように、身体障害や知的障害のある方に比べて、精神障害のある方への理解や支援はまだまだ弱く、厳しい現状にあることは事実です。入院をし、退院してからすぐにフルタイムで働くことにはやはり無理が生じてしまいます。就職し、職場にうまく馴染んで、働き続けている人たちに共通していえることは、段階的に職業訓練を積み、服薬や通院を自己管理し、困ったときには、ひとりで考え込まず、周囲に相談できる人がたくさんいらっしゃることです。
「あせらず、あわてず、あきらめず」、周囲の人たちの力もうまく借りながら、自分で決めた目標や課題をひとつずつ着実にこなしていく人の方が、結果的には、本当に自分にあった仕事を見つけ、長く働き続けることができるのだと思います。
卑屈になる必要はまったくありませんが、いつも周囲の人への感謝の気持ちを持ち、人と人とのつながりを大切にすることで、真剣にあなたのことを応援してくれる人が、たくさんできるはずです。素直に「ありがとう」と言われて、嫌な気持ちになる人はひとりもいません。「すみません」ではなく、「ありがとう」と素直に言えることが一番大切です。
A病院デイケア・ジョブクラブの皆さんの、就職への夢がかなうことを心から祈っています。私たちらいむの職員にお手伝いできることがあれば、喜んでそうさせていただきたいと思います。
今日は、お招きいただき、ありがとうございました。
(天野)
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